ジェフユナイテッド市原・千葉 3-2 京都サンガ
◇日時:2012年7月8日(日) 19.03キックオフ
◇会場:千葉県千葉市蘇我球技場 “フクアリ”(晴 21.6℃ 77%/8657人)
◇主審:木村博之
57分【市・千】大塚翔平
69分【市・千】藤田祥史
78分【市・千】山口智
80分【京都】安藤淳(ヘッド←CK:チョン・ウヨン)
90分+5【京都】中村充孝(ボレー)
■ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-2-2)
GK1:岡本昌弘
DF23:武田英二郎
DF3:竹内彬
DF5:山口智
DF29:大岩一貴
MF7:佐藤勇人 “標的”
MF16:佐藤健太郎
MF19:田中佑昌(45分-FW32:大塚翔平)
MF15:兵働昭弘
FW9:深井正樹(80分-MF11:米倉恒貴)
FW18:藤田祥史(89分-MF13:山口慶)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF15:中山博貴
MF10:工藤浩平 “標的”(73分-MF25:伊藤優汰)
MF23:中村充孝
FW32:ウィルフリード “ヴィリー”・サヌー(46分-MF22:駒井善成)
FW13:宮吉拓実(73分-FW11:原一樹)
▼繰り返すこの…
1,、3失点目。
中盤低めで、パスミス or 無理めのキープを奪われる→ショートカウンター。
2失点目。
セットプレイから虚を突かれる。
またまたまたまた、どこかで見たような失点であれよあれよとゴールを奪われ…。
最後2点を返すも、軽率な3失点が痛すぎた。
しっかし、久しぶりに現地観戦に赴いたのですが、まぁ守備が軽い!
まず、中盤サイドの選手が最終ラインまであんまり帰ってこないので、サイドバックがすぐ1対1の局面に陥ってしまう。
さらに、1対1の状態で相対しているのに、一度パスを動かされただけであっさりマークを外してしまう。
まぁ、これじゃ、最近の失点グセは納得できる。
こんなに、ライト級なディフェンスじゃな…。
まさに、繰り返すこの大木イズム。
俯瞰で見ることで改めてよくわかったのですが、まずは守備の立て直しからだなぁ。
バイタルはダブルボランチで締めているものの、サイドが空きすぎる。
ここをもう少しケアしなくては!!
でもって、なんとか1点を取って逃げ切るやり方。
つまり、昨シーズン後半戦のような戦い方に回帰するしかない。
とはいえ、その1点を取るのが楽ではないんだけど!
まず前線にパスが通らないし、基準点も作れない。
だから、中盤深めでのつなぎになるわけだけど、それがゴールにまでは至らない。
バイタルエリアまでに、潰されるか、あるいは自分たちがミスするか。
いわゆる「ゴールまでの”絵”」は、きょう見ている限り、まったく描けていなかった。
去年と比較すると、前線で無理目のゴリドリによって時間を作ってくれたドゥトラの不在は大きいか。
とりあえず、理想はワンタッチでのパス交換からのシュートだというのはよくわかる。
ただ、今の選手たちの能力と対戦相手の守備力を勘案すると…。
そうとう運がよくないと、ゴールは無理っぽい。
とはいえ、そこで自分たちが致命的なミスをしないかぎり、ボールはキープできているわけで。
守備をもう少し堅くして、あとはラッキーが訪れるのを待つのが、いま勝ち点を得るための現実的な「解」だと思う。
いや、それでも、2位以内のストレート昇格はけっこう厳しそう――。
そんな思いを強くした、きょうのフクアリ観戦でした。
取り急ぎ、京葉線の中からなんでこのあたりで。
(以上、現地生観戦)