【J2第18節】京都サンガ 2-2 モンテディオ山形

京都サンガ 2-2 モンテディオ山形
◇日時:2012年6月9日(土)14.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万1642人/曇のち雨 21.9℃ 84%)
◇主審:野田祐樹
9分【京都】宮吉拓実(ヘッド←CK:チョン・ウヨン)
45分【山形】中島裕希(CKセーブをプッシュ)
56分【京都】宮吉拓実(右足←MF23:中村充孝)
88分【山形】石川竜也(CKの流れを左足ボレー)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸
DF6:ファン・テソン
MF7:チョン・ウヨン
MF22:駒井善成
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝(61分-MF19:内藤洋平)
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(72分-FW14:長沢駿)(90分-FW11:原一樹)

■モンテディオ山形(4-1-2-3)
GK1:清水健太
DF2:小林亮
DF4:西河翔吾
DF3:石井秀典
DF13:石川竜也
MF15:宮阪政樹
MF19:秋葉勝
MF8:船山祐二
FW30:山崎雅人(83分-MF21:川島大地)
FW18:萬代宏樹(62分-FW28:太田徹郎)
FW9:中島裕希

▼”チームレギュラー”と”チームサブ”の差
「わたしのことは嫌いになっても、京都サンガのことは嫌いにならないでください!」(長沢駿)


ということばが聞こえてきそうな、逃げ切り失敗ゲームでした!
きょうは、「レギュラー組の選手の大切さ」を感じた一戦でした。

前節スタメンだったサヌー、バヤリッツァが負傷でベンチ外。
前線は、南アフリカ帰りの久保が先発。
中盤は、前節でスタメンだった倉貫に代えて、工藤が守備的な中盤に入り、駒井が先発。
最終ラインは、ファン・テソンが左サイドバックに入って、福ちゃんが真ん中に。

で、90分を通して、なかなかボールが収まらない。
加えて、前からのプレスもうまく行かず。
交代選手が入って、さらにその傾向が強まって…。
で、さいご「堤防」が崩壊したっていう感じですかね(←死んだ目で)。

特に、交代選手の長沢、内藤に関しては、単純にボールを失ったり、プレスがかかっている味方選手にさっくりパスしたり。
ちょっと、他人任せのプレーが多かった印象。
長沢→原の交代もやむなしというか。

バヤリッツァがいれば、あそこまで中島に「クサビのプレー」を許すことはなかっただろうし。
工藤がもうちょっと前目でプレーできれば、もうちょっとポゼッションもできたんだろうなーと。

▼久保の復調は近いか?
とはいえ、山形がいいチームだったのは間違いない。
ワイドに張った、山崎、中島に早めにボールを預けて、彼らのすばらしいキープ力で時間を作って、後ろの選手が攻め上がってくる。
詰まったら、逆サイドに振るパスワークも、定石通りとはいえ安定していた。
前半にあったダイレクトなパス回しは、いままで対戦したチームには見られなかったもの。
フォワードと最終ラインに、さらにクオリティの高い外国籍選手などがいたら、もっと手がつけられないチームになるかもしれない。
昇格ライバル、手強いです。

さて、最後に触れておきたいのが世界の久保氏について。
強引なミドルだったり、サイドからのカットインだったり、いいシーンがあった。
だいぶ調子が戻ってきた感じ。
あとは、ゴールだけど、そのうち決まりそうな…??
ただ、相手の厳しいディフェンスを背負ってのプレイで、けっこうボールロストが多かった。
今夏の海外移籍も?というニュースがあったけど、フィジカル面でまだキツイとは思うなぁ…。
とりあえず昇格に貢献して、J1で力を試してからの、香川コースを期待、ということで。
(以上、テレビ録画観戦)

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