京都サンガ 2-1 徳島ヴォルティス
◇日時:2012年5月13日(日) 16.05キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 23.1℃ 26%/5881人)
◇主審:吉田寿光
56分【京都】中村充孝(右足←中山)
71分【京都】秋本倫孝(ヘッド←CK:ウヨン)
77分【徳島】ダイアンフレス・ドウグラス・シャーガス・マトス(ヘッド←太田)
■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF20:ミロシュ・バヤリッツァ
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF15:中山博貴
MF23:中村充孝(68分-MF22:駒井善成)
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(73分-FW14:長沢駿)
■徳島ヴォルティス(4-2-2-2)
GK21:オ・スンフン
DF6:西嶋弘之
DF3:橋内優也
DF2:三木隆司
DF24:那須川将大
MF27:花井聖(62分-MF20:上里一将)
MF14:濱田武
MF18:宮崎光平
MF7:徳重隆明(68分-MF15:太田圭輔)
FW9:ダイアンフレス・ドウグラス・シャーガス・マトス
FW11:津田知宏(76分-FW19:キム・ジョンミン)
大木武コーチ(京都)
「失点して、全体が下がってしまいましたね。
下がらないで、しっかりもう一度点を取る姿勢が足りなかったし、その技術も足りなかったと思います。
なかなか相手をブレイクできない、点を取れないのは、仕掛けるところの問題。
攻撃に関わる選手が少ないし、そのタイミングも遅いですよね。
前半で、中山博貴が長い距離を走って出ていった場面があったと思うんですけど。ああいう場面をつくらないといけない。
パス交換をしている、その『静』の場面で動き出す選手がいなかった、それでは相手を崩せません」
▼相手シュート0からの〜
相手の初シュートがゴールだぜぇ~?
ワイルドだろ~?
と、スギちゃんなら思わず言ってしまいそうな、不思議な一戦。
ゴールを決められるまでは楽勝ペース。
ところが、相手のファーストシュートがネットに突き刺さってからは、一転大苦戦。
なんだか、よくわからないけど、なんとか「勝ち点3」ゲットだぜぇ、と。
▼博貴のチャビ的な活躍
4バックに戻して、博貴と充孝のポジションを入れ替えた、きょうのサンガ。
なんだか、博貴はこのポジションのほうがいい気がするな。
相手のマーカーを食いつかせつつ、ビシッと縦パスが入れられる。
バルサでいうところのチャビを彷彿とさせる、ナイスな活躍。
守備も献身的だし、前線へのフリーランもよかった。
そのおかげか、パス交換がかなりつながっていた。
いつもだったら、センターエリアのサイドでうだうた回しているだけだったけど、それがよりボックス近くまでいけた。
まぁ、とはいえ、ラストの局面でシュートが打てるまでには至らないのは相変わらずなんですけどね…。
特に久保氏は、リターンパスを受けて強引にシュートまで行こうとするも、阻まれることが多かった。
宮吉よりも前にいることが多く「1トップ」状態の局面が多かったとはいえ、ポストにもなかなかなれず。
何本かシュートを打てていたので、良化の兆しはあるのかもしれないけれど…
サヌーが帰ってきたら、スタメンを明け渡すのは間違いない。
壁を乗り越えるまで、あともうちょっとという感じ。
▼あとはパス交換から得点を
サンガのゴールは、宮吉の倒れ込みながらのキープからのカウンター、そしてセットプレイ。
セットプレイからあんなにきれいにマーカー外して、ヘッドが決まったのは今季初かな。
これは、うれしい。
あとは、本当にパス交換からポンポンと相手を崩してゴールが決まるといいんだけれど。
まぁ、なかなか相手の中央を崩すのはね…。
(以上、テレビ生観戦)