京都サンガ 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉
◇日時:2012年3月11日(日)17.35キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(雨のち晴 3.4℃ 72%/8003人)
◇主審:東城穣 “ミノル”
60分【京都】中村充孝
90分【京都】原一樹
■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF8:安藤淳
DF4:秋本倫孝
DF3:染谷悠太
DF16:福村貴幸
MF7:チョン・ウヨン
MF10:工藤浩平
MF23:中村充孝(70分-MF18:倉貫一毅)
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(73分-FW11:原一樹)
■ジェフユナイテッド市原・千葉(4-2-2-2)
GK1:岡本昌弘
DF29:大岩一貴(90分-MF28:町田也真人)
DF3:竹内彬
DF5:山口智
DF23:武田英二郎
MF7:佐藤勇人
MF16:佐藤健太郎(72分-FW22:久保裕一)
MF20:伊藤大介(62分-MF19:田中佑昌)
MF15:兵働昭弘
FW9:深井正樹
FW18:藤田祥史
中村充孝選手(京都)
「ことしJ1昇格という目標があるので、勝てて良かった。
シーズン10点が目標だが、チャンスがあれば狙っていきたい。
きょうは全員で戦えたと思う」
▼市船出身者が2ゴール
開幕戦で試合開始前から雨が降りだすという、さすがの「西京極ウェザー」。
千葉相手に千葉の高校出身者が2ゴールを決めるという、不思議な展開。
そして、久保氏のてへぺろクロスバー2連発。
なんだかんだあって、ホーム開幕戦は勝利でよかったよかった。
試合展開としては、昨シーズンを思い起こさせるものだったかな。
つまり、
「試合開始から15分ぐらいまでは、相手の攻撃にさらされる
→そのあと、対応ができて、徐々にペースを握り出す
→後半は、相手運動量も落ちて、ゴールを狙えるように」
といった風。
前半、お互いのシュート数が異常に少なかったけど、昨シーズンのデータもそんな感じだったしね。
▼前節よりも、エンジンがかかった京都
バキに代わって入った染谷がよかったのもあるけど、きょうの守備は安定。
ある程度、繋いでくる相手にはうまく守れることが証明できたかな。
ただ、一個危ないシーンがあって。
後半リードしたあと、波状攻撃してたらボール奪われてカウンターくらったときのこと。
完全に相手が数的有利に立っていて、京都の選手の戻りも遅かった。
千葉の選手があげたアーリークロスをうまく跳ね返せたからよかったものの、ひやりとした場面だった。
湘南戦の失点シーンに似てたな。
そのこともあって、カウンターへのリスク管理という意味では、まだ不安は残るのも事実。
攻撃は、パス交換では崩しきれなかったものの、中盤から飛び出す選手へのスルーパスでゴールまで迫っていた。
久保、宮吉の2トップでなかなかボールが収まらなかった反面、中盤ではある程度主導権を得ていた。
「2-0」という結果よりは厳しい試合だったけど、まぁきょうは京都の勝利が順当だったと思う。
盤石の強さからはまだほど遠いけど、開幕の湘南戦よりは全員がハードワークして集中力もあった。
とりあえず1勝1敗で五分の星に戻せた。
次勝てばプレーオフ圏内突入かな?
(以上、テレビ観戦)