横浜FC 1-2 京都サンガ
◇日時:2011年11月27日(日) 16.33キックオフ
◇会場:横浜市神奈川区三ツ沢公園球技場 “ニッパ球”(5350人/晴 13.0℃ 53%)
◇主審:岡宏道
24分【横浜】難波宏明
90分【京都】久保裕也
90+4分【京都】工藤浩平
■横浜FC(4-2-2-2)
GK31:関憲太郎
DF2:柳沢将之
DF20:渡邉将基
DF28:森本良
DF26:中野洋司
MF17:寺田紳一
MF23:佐藤謙介(80分-MF6:高地系治)
MF9:難波宏明
MF13:野崎陽介
FW11:三浦知良(46分-MF24:荒堀謙次)
FW25:藤田祥史(87分-MF40:小野瀬康介)
■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介(75分-DF8:安藤淳)
DF32:内野貴志
DF4:秋本倫孝
DF16:福村貴幸(65分-MF17:中村太亮)
MF18:加藤弘堅
MF20:工藤浩平
MF23:中村充孝
MF15:中山博貴
FW13:宮吉拓実
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(56分-FW31:久保裕也)
▼ラスト5分で…
おそらく今シーズン最後の現地観戦。
奮発してAメイン自由席で見ていたんですが!
最後、逆転ゴールを決めた工藤が目の前のほうに走ってきて、ベンチからみんな飛び出してきて…。
(´;ω;`)ブワッ
サッカー専用スタジアム、最高やな。
いや、3500円の価値がある勝ちゲームでした!!
とはいえ、前半は褒められたものではなかったなと。
ボールがうまく回らなかった。
中盤で、相手のプレスに引っかかってしまったり、スペースへのパスが少し短かったり、長かったり。
つまりは、精度が低かったのだ。
逆に、横浜は奪ったボールをシンプルにサイドのスペースへと展開していく。
失点シーンも、まさにそれとおりで、左サイドを崩されてクロスが上がって、ファーで詰められた。
個人名を出すのは申し訳ないけど、きょうはドゥトラと中村充孝がブレーキになっていた感じだった。
ドゥトラは前に運ぶドリブルはいいんだけど、ラストの突破でモーションが大きすぎて、相手守備陣に止められる。
充孝は、軽いプレイでボールを失ない、攻撃でも運動量が少なくて中盤をさまよっているだけ。
「こりゃ、2人を早く交代させたほうがいいな」
そう思いながらハーフタイムを迎えました。
▼早い交代カードがズバリ
思った通り、ドゥトラは後半そうそう久保に交代。
しかし、一方の充孝はピッチに残り、両サイドバックが太亮、アンジュンと攻撃的な選手たちに代わった。
3枚目のカードを切ったのが後半30分。
大木コーチにしては、早めの交代策だった。
で、その選手交代がズバリ。
太亮、アンジュンが高い位置でポジションを取り、ボール保持率が高まる。
ここまでがんばっていた横浜も、運動量が落ちはじめる。
すると、沈黙していた充孝が輝きを見せだした。
細かいタッチのドリブルで相手をいなして、スペースへのパス出し。
ひとりだけ流れる時間が違うような、優雅なプレイが続く…って、遅すぎるけど(苦笑)。
2つの相乗効果で、後半45分。
宮吉のジャンピングボレーのこぼれを久保が押し込み、同点。
その後も、ゴールが決まりそうな雰囲気が残って、最後ゴール前でボールをつなぎ続けて、最後は工藤!
両サイドバック入れて、久保入れて、充孝と工藤残して、きょうの采配はパーフェクトだった。
相手のプレスがきついとき、パス回しの精度が落ちるのは仕方がないとはいえ、ここ数戦の内容はあまりよくない。
だけど、逆転できたし、サイドバック・アンジュンという新しいオプションも加わったし。
そして、17歳久保が二桁得点!!
めでたい、めでたい。
あとは最終節でもう一段調子を上げて、天皇杯に臨みたいところですね。