【J2第28節】京都サンガ 3-1 ザスパ草津

京都サンガ 3-1 ザスパ草津
◇日時:2011年9月18日(日)18.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(曇のち晴 28.8℃ 69%/5787人)
◇主審:佐藤隆治ノーサンキュー
2分【京都】中山博貴(ヘッド←伊藤)
14分【京都】久保裕也(右足)
24分【京都】久保裕也(右足ミドル)
38分【草津】永田拓也(←CK)
※79分【草津】アレックスPK大失敗

■京都サンガ(3-1-4-2)
GK1:水谷雄一
DF32:内野貴志(78分-一発退場)
DF8:安藤淳
DF3:森下俊
MF18:加藤弘堅
MF25:伊藤優汰(80分-DF2:酒井隆介)
MF19:内藤洋平(64分-MF20:工藤浩平)
MF15:中山博貴
MF22:駒井善成
FW13:宮吉拓実
FW31:久保裕也(80分-FW14:ハウバート・ダン)

■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK22:北一真
DF24:古林将太
DF27:柳川雅樹(46分-DF5:中村英之)
DF3:御厨貴文
DF23:永田拓也
MF30:松下裕樹
MF2:戸田和幸
MF26:小林竜樹(80分-MF11:前田雅文)
MF14:熊林親吾
FW19:後藤涼
FW18:萬代宏樹(46分-FW8:アレックス・エンリケ・ジョゼ)

▼天使の前半、悪魔の後半
多分に、ラッキーな勝ち点3。
なんとか勝ててよかった。
しかし、アレックスのペナルティが決まっていたら、逆転負けもありえた一戦だったな。

きょうのサンガですが、事前の報道どおり2トップを採用した。
右のワイドに伊藤、左のワイドに駒井が高めにポジショニング。
博貴と内藤がトップ下で、アンカーが弘堅。
そしてセンターバック中央にアンジュン。
後ろにかんしては、だいぶ「怖い」布陣だった。

この布陣を見て思い出したのが、ワールドカップ南ア大会のチリ代表。
そう、大木コーチが信奉しているビエルサさんが率いてたチームです。
あのときは、3-4-3というより、3-5-2のワンアンカーの布陣になる時間帯が多くて、きょうのサンガに似ていたと記憶している。

新しいフォーメーションに面食らったのか、試合当初から草津は京都に中盤でボールを何度も奪われる。
そして、2トップ効果か、京都は早い段階でゴールを連発。
なんつったって、枠内シュート3本で3ゴールですから(笑)。
入るときは、入るもんだ。

だけど、3点後がイケない。
伊藤、駒井が孤立。
本来は、左右センターバックが彼らを追い越す動きをするハズなんだが、きょうはそういった動きがほぼ皆無。
また、時間が経つにつれ、2トップがボールをキープできなくなり、相手にペースを渡してしまった。
で、後半はご存じのとおり、草津の一方的な展開となってしまった。

▼6点取られて、攻撃を直す「心意気」
とはいえ、試合後の大木コーチのコメントが「ぶっている」。
最新試合情報|京都サンガF.C.オフィシャルサイト

6-1だからDFに手を入れてということも、そんなにやりたくなかった。自分たちがやってきたことを続けていくということ、ストロングポイントを出していくことで、今日のゲームを勝ちにつなげたかった。

6点取られたのは、守備が悪かったのではなく、攻撃でよさをだせなかったからだ——。
んがー、すごい人ですな。
つか、安藤センターバックって、怖すぎて並みのサッカーコーチなら採用できないと思う(笑)。

次節はチョン・ウヨンとアライールが帰ってきて、秋本も大丈夫そうかな。
伊藤と駒井もいちばん実力を発揮できそうなポジションになったし。
あとは守備陣の「個人能力」が高まれば、新フォーメーションはなかなか面白くなりそうだな、こりゃ。
そして対戦相手が、「3-4-3」から「3-4-2-1」に変更して好調な富山というのも、すばらしい巡り合わせだ。

※参考
<チリ代表を変えた指揮官> 奇人ビエルサと攻撃絶対主義。(1/4) – Number Web : ナンバー

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください