京都サンガ 0-1 ロアッソ熊本
◇日時:2011年6月29日(水)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 31.5℃ 56%/4015人)
◇主審:野田祐樹
59分【熊本】ファビオ・エンリケ・ペナ(オーバーヘッド)
■京都サンガF.C.(3-1-3-3)
GK1:水谷雄一
DF2:酒井隆介
DF6:染谷悠太(84分-MF7:チョン・ウヨン)
DF3:森下俊
MF4:秋本倫孝
MF18:加藤弘堅
MF19:内藤洋平
MF15:中山博貴
FW25:伊藤優汰(65分-FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール)
FW31:久保裕也
FW22:駒井善成(76分-MF17:中村太亮)
■ロアッソ熊本(4-3-1-2)
GK18:南雄太
DF15:市村篤司
DF16:矢野大輔
DF6:福王忠世
DF8:原田拓
MF23:根占真伍
MF5:エヂミウソン・アウヴェス “エヂミウソン別人”
MF25:西森正明(90+2分:MF13:大迫希)
MF14:武富孝介(71分-MF7:片山奨典)
FW11:宇留野純(46分-MF27:ファビオ・エンリケ・ペナ)
FW 9:長沢駿(82分-警告×2=退場)
▼10代3トップも…
情報を遮断して、録画してあったものを見ましたが…。
これで負けちゃうんだーというゲームだな。
まぁ相手のシュートは完璧だったし、われわれのシュートは決まらなかった。
「壊れそうなーものばかーりー♪」という、ガラスの10代3トップも不発に終わってしまった。
きょうは采配について、思ったことが2つ。
まず、駒井を使って、博貴を中盤に下げた先発起用について。
博貴がここ数戦、トップの位置でボールを引き出す役をうまく果たしていただけに、そのまま使い続けてほしかったな。
きょうは中盤左サイドに下がって、最終ライン近くまで戻ってボールをもらいに来ていたけど、役目が内藤と「重なった」。
そのためか、内藤のボールさばきも目立たなかったし、博貴の飛び出しも見られなかった。
伊藤、駒井の両ウイングは、仕掛ける姿勢を見せておもしろかったけど、サイドに張り付きすぎていた感もあった。
でもって、厳しいことをいうと、2人は1対1の勝負でほとんど勝てなかったしね。
もうひとつは、交代カードの最後。
相手1人退場になっているから、2バックで良かったんじゃないかな。
実際、熊本は先制点を取って以降相当リトリートしていたし。
ウヨンじゃなくて、ソンヨン入れて、パワープレイも入れてゴリゴリ攻めたほうが、ゴールを奪える可能性が高まったんじゃないか。
そう思いました。
まぁ、しかし前半とか、やってるサッカーがレベルは違えど、バルセロナみたいで。
久保が下がりながら、ダイレクトでサイドのオープンスペースにパスを通すシーンなんで、まさに「バルサスタイル」。
ただ、そのパスが上手く通らないから、試合は黒星になっているわけで…。
やっぱり、現状だとボール奪ってからの展開が遅めだし、パススピードもとろいから、なかなか相手を崩せないよね。
ダイレクトでスピーディなパス交換を目指しつつ、あとは個人のドリブル突破がないと、厳しいだろうなぁ。
局面を打開できるノウハウの構築が求められるところだろう、と社説風にまとめておくか。
問題は、いまやってるサッカーがいつか完成するか、本当に完成するのか、だな。