【J2第12節】京都サンガ 0-0 カターレ富山

京都サンガ 0-0 カターレ富山
◇日時:2011年5月15日(日) 13.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 27.1℃ 19%/5464人)
◇主審:村上伸次

■京都サンガF.C.(3-4-2-1)
GK1:水谷雄一
DF32:内野貴志
DF3:森下俊
DF4:秋本倫孝(72分-警告*2=退場)
MF18:加藤弘堅(69分-MF8:安藤淳)
MF7:チョン・ウヨン
MF19:内藤洋平
MF17:中村太亮
FW23:中村充孝(74分-DF16:福村貴幸)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW31:久保裕也(81分-FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール)

■カターレ富山(3-3-3-1)
GK1:内藤圭佑
DF2:足助翔
DF27:吉川健太
DF4:江添建次郎(86分-MF5:舩津徹也)
MF6:西野誠
MF15:平出涼
MF7:朝日大輔
MF8:大西容平
MF9:黒部光昭
MF14:ソ・ヨンドク(71分-FW17:木本敬介)
FW10:苔口卓也(71分-FW20:関原凌河)

▼納得の無得点
少しやり方を「CHANGE」した。
しかし、内容は「CHANGE」できず。
そんな、本日の京都でした。

変更点は、ドゥトラを下げて中村充孝を前線に入れたこと。
3トップはワイドに張るというより、やや引いた位置に入った。
1トップ、2シャドーのようなスタイル。
類型に当てはめるなら、去年セリエAに旋風を巻き起こした「ジェノア、ナポリ型の3-4-2-1」のフォーメーションだ。

その成果か、多少ボールを持てるようになり、前半はいい時間帯が続いた。
相手のバイタルの前でボールを回すシーンもあった。
しかし、その先が…。
シュートまでにいかないのだ。
90分で暫定5本…って、守ってカウンターのチームの数字とたいしてかわらないじゃん!

相手が守りを固めた前で、ボールを左右に動かし、ワンツーを試みて、ボールを奪われる。
バイタルエリアの前で、車のワイパーのようにボールを動かしているような感じ。
「ワイパー掃除」で、決定機も綺麗になくしちゃってたのだった。

本当は、「ワイパー掃除」に加えて、強引な突破や華麗なドリブルが入れば、相手も守りにくくなるはず。
だけど、そういったプレイをしていたのが、久保ぐらい。
いやー、久保のセンスは突出していたな。

対して、ヂエゴは単独突破ができないぶん、味方が近くに来てワンツーができるのを待っていた。
おかげで時間がかかってしまって、リズムが崩れちゃっていたと思う。

▼とりあえず混戦でよかった
守りにかんしては、無失点。
とはいえ、きょうは富山の攻撃陣に助けられていた面も大きい。
栃木や徳島と比べると、オフェンスの迫力がワンランク、ツーランク落ちると言わざるをえないのではないか。

でも、その栃木が大分に負けちゃったんだよね。
ことしのJ2は混戦必至。
京都はだいぶ出遅れているけど、独走するチームがないだけに、まだ「終わってない」。
次節・北九州戦で、もう一度まき直してほしい。
そして、その次の「全勝宣言」FC東京戦に繋げてほしいな。

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