京都サンガ 1-2 横浜F・マリノス
◇日時:2010年8月21日(土)19.04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(1万3963人/晴 30.2℃ 70%)
◇主審:廣瀬格
21分【横FM】オウンゴール(森下)
64分【京都】中村太亮 “Jリーグ初ゴール”
90分【横FM】河合竜二
■京都サンガF.C.(3-4-3)
GK21:水谷雄一
DF4:水本裕貴
DF24:増嶋竜也
DF19:森下俊
MF22:渡邉大剛
MF16:安藤淳
MF15:中山博貴
MF17:中村太亮
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(81分-FW23:中村充孝)
FW28:キム・ソンヨン(46分-FW13:柳沢敦)
FW10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(90+2分-DF5:クァク・テフィ)
■横浜F・マリノス(4-2-2-2)
GK21:飯倉大樹
DF35:天野貴史
DF4:栗原勇蔵
DF22:中澤佑二
DF32:波戸康広
MF30:小椋祥平
MF3:松田直樹(81分-MF6:河合竜二)
MF25:中村俊輔
MF7:兵藤慎剛
FW11:坂田大輔(86分-FW19:齋藤学)
FW9:渡邉千真(63分-MF10:山瀬功治)
■夏の終わり、夢の終わり
試合が終わって、「覚悟完了」しました!
選手の能力も足りなければ、指揮官のセンスも足りない。
あらゆる面で、降格しても仕方がない状況です。
しかし、最後の失点シーンを目の前にして、前回の降格時を思い出したな。
同点後押していながら、集中を切らせる、寄せが甘くなる、ゴールを奪われる。
典型的な「降格チーム」の姿が、そこにあった。
強いチームなら、同点になったあとに一気呵成に攻めたハズだ。
一方、京都はいったんそこで落ち着いて、だんだん運動量が減ってしまった。
残念です。
■チームの形、いまだ作れず
どうして前節のイイ流れを断ち切るような選手起用をしちゃったのだろう?
3バック+1トップ2シャドーに回帰して、中盤から後ろのバランスを欠いてしまった。
そして、ヂエゴだ。
足下でボールを欲しがってばかりで、スペースへ動いてボールをもらおうとしない。
おかげで、攻撃はF・マリノスのディフェンスラインが「待ち構えた状態」でばかりなのだ。
また、どうして3バックなのに、裏へ通されるパスがあっさり通ってしまうのか?
きょうの2失点目は、湘南戦の1失点目と似た形。
中盤でポンと裏にセンスあるパスを出された瞬間に、簡単に決定機を生み出されてしまう。
センターバック陣がしょぼい、博貴&アンジュンのセンターハーフが守備面で弱い。
それらに尽きるな。
試合を重ねても、なかなかチーム力が向上していかない「サンガ夏の陣」。
それは、毎試合スタメンが変わっている状況も影響してるのだろう。
俺の「ウイイレ」でも、もうちょっとスタメンを固定してるぞと言いたくなる昨今。
これでは、チームのスタイル、チームの形が固まっていくわけがない。
強くなれるわけがない。
結局、秋田体制に変わって「ゼロスタート」しちゃったんで、まだチーム構築の時期なんだな。
他チームがどんどん成熟していっているのにね…。
個人的には、ヂエゴ外して、ソンヨンと柳沢の2トップに、太亮とドゥトラの両サイドハーフが見たい。
ほら、来季にも繋がりそうじゃないですか。
(以上、テレビ録画観戦)