ガンバ大阪 1-1 京都サンガ
※第11節順延試合
◇日時:2010年7月14日(水) 19.05キックオフ
◇会場:吹田市万博記念競技場(9093人/曇のち雨 25.8℃ 89%)
◇主審:東城穣 “ミノル”
47分【G大】平井将生
62分【京都】角田誠
■ガンバ大阪(4-2-2-2)
GK1:藤ヶ谷陽介
DF21:加地亮
DF2:中澤聡太
DF5:山口智
DF13:安田理大
MF17:明神智和
MF23:武井択也
MF10:二川孝広(74分-MF8:佐々木勇人)
MF27:橋本英郎(84分-FW33:宇佐美貴史)
FW14:平井将生
FW9:ルーカス・セヴェリーノ(84分-FW18:チョ・ジェジン)
■京都サンガF.C.(4-1-2-3)
GK1:平井直人
DF22:渡邉大剛
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF8:中谷勇介
MF16:安藤淳
MF26:角田誠
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW31:宮吉拓実(90分-FW2:西野泰正)
FW13:柳沢敦(60分-MF18:加藤弘堅)
FW9:セルジオ・ドゥトラ・ジュニオール(60分-MF17:中村太亮)
■フォーメーションが整いました!
Jリーグカップで落ち着いた3バックを使うと思いきや、まさかまさかの4バック。
アンジュンがアンカー。
ヂエゴは中盤センターで、宮吉&柳沢同時起用。
きょうのサンガは、攻撃的なフォーメーションでスタートしました。
ひょっとして、ワールドカップの影響なんですかねぇ。
4-1-4-1とも受け取れる4-3-3。
両ウイングは、相手ボールのときはきっちりと帰陣する。
テレビの中でよく見た、各国のフットボールに似た選手布陣を感じました。
で、これがよく機能していたんじゃないでしょうか。
ディフェンスがボールをもつと、今までは簡単にドッカンと前へ蹴り込むことが多かった今までの戦いとは一変。
サイドバックに回して、ウイングとの絡みで前へ出る。
センターハーフの3人から、トップの柳沢に当てて、ワンタッチのパス交換で突破を計る。
なんだか、とっても、サンガっぽくない(笑)。
4バック、3バックと試行錯誤しながら、ついにフォーメーションが整いました!って思ったのは、ワタクシだけでしょうか。
ヂエゴもやっぱり真ん中のほうがいいし。
宮吉はウイングもなんなくこなせるし(恐ろしい子!)。
相手のガンバが低調だったことを差し引いても、前半の戦いはトレーニングの成果が出たものだと考えていいハズ。
■中盤のスペース埋め、もう少し強いプレス…
ところが後半開始から、ガンバが攻勢に出ると、中盤でいいようにボールを回される。
そして、2分で守備の防波堤が決壊してしまいます。
ま、最後はまっすぅのクリアがうまくいかなかったミスではあるんですが…。
とはいえ、相手の攻勢モードにたいして、中盤が引いてしまったのは残念。
そういうときこそ、臨機応変に守備の意識を高めたりしてほしいもんだなぁ、はい。
失点後も、ガンバらしい中盤のパス回しが出はじめる。
その原因のひとつは、京都の攻撃陣にミスが増えて簡単にボールを奪われてしまっていたこと。
さらには、中盤の守備がルーズだったことがあります。
アンジュンは守備に奔走していたものの、やはりボールへの寄せ、ボール奪取の能力は少し物足りない部分がある。
でもって、角田だ角田。
センターハーフのハズなのに前線に顔を出すことも少なく、守備でもジョグが多くて、なんだかフワフワしていた。
柳沢とドゥトラ代えるんだったら、角田代えろよ!
…って思ってたら、角田が同点のミドルを決めちゃうんだもんなぁ(笑)。
しかし、そのあとも、ガンバが前線の選手に送る単純な浮き球のパスがあっさり通ったりして。
センターバックと中盤の選手の間のギャップ、ここにパスを送られ、ピンチを招いていたと思います。
アンジュンもいいんだけど、ここにがっちりとしたアンカーというか、守備で「効く」選手が欲しいところですよね。
結果は同点。
中断前のサッカーよりは、確かにレベルアップしました。
ボールが繋げるようになり、ワンタッチのパス交換も通るようになってきた。
あとはよりいっそうの組織力アップと守備アップ。
それが求められるでしょう。
そういや、クァク・テフィは、ボランチできないのかな…。
(以上、テレビ中継を録画観戦)