【2010FIFA ワールドカップMatch57:準々決勝】オランダ 2-1 ブラジウ

オランダ 2-1 ブラジウ
◇Match 57 – Quarter-finals – 02 July
◇Referee:Yuichi NISHIMURA (JPN)
◇Nelson Mandela Bay/Port Elizabeth – Port Elizabeth Stadium
10分【ブラジウ】ホブソン・ヂ・ソウザ “ホビーニョ”
53分【オランダ】フェリペ・メロ・ヂ・カルヴァーリョ(OG)
68分【オランダ】ヴェスレイ・ベンヤミン・スナイデル

オランダの、1974年大会、78大会に続く、三度目のW杯ファイナル進出が見えてきた。

試合としては、ブラジウのフェリペ・メロのひとり舞台といった感じ。
開始早々の10分、中盤からグラウンダーの縦パスをスペースに出して、ホビーニョの先制点を演出。
しかし、後半、右サイドからスナイデルが苦しい体勢ながらもゴール前にクロスを送ると、メロと飛び出したGKセーザルが交錯。
メロの頭に当たったボールはネットに吸い込まれていった。
そして、15分後にはコーナーキックをニアでカイトがフリック、スナイデルが頭で押し込んで、ついにオランダが逆転した。
まさかに展開にいらだつブラジウ。
73分に何を思ったのかメロが、倒れこんでいるロッベンを踏みつける愚行。
西村主審も迷わず、レッドを出して、リードされたブラジウが、一人少なくなるという最悪の展開を迎える。
そして、そのあとは、カカーの単独突破ぐらいしかゴールに迫ることなくタイムアップ。

前半のペースでいえば、ぜったいにブラジウ優勢だったのだが、まさに急転。
追う立場となったブラジウの弱さが出た試合となった。
焦りからミスの頻発するなんて、なかなか見ないからなぁ。

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