横浜F・マリノス 3-0 京都サンガ
◇日時:2009年8月1日(土)19.04キックオフ
◇会場:神奈川県横浜市横浜国際総合競技場 “横酷”(1万9354人/曇 26.4℃ 73%)
◇主審:鍋島將起
38分【横F】渡邉千真
73分【横F】兵藤慎剛
87分【横F】小宮山尊信
■横浜F・マリノス(4-2-2-2)
GK21:飯倉大樹
DF24:金井貢史
DF7:栗原勇蔵
DF3:松田直樹
DF5:田中裕介
MF30:小椋祥平
MF29:長谷川アーリア・ジャスール
MF10:山瀬功治(64分-MF17:兵藤慎剛)
MF14:狩野健太(64分-DF13:小宮山尊信)
FW9:渡邉千真(80分-DF23:田代真一)
FW15:キム・クナン
■京都サンガF.C.(4-2-3-1)
GK21:水谷雄一
DF6:染谷悠太
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF8:中谷勇介(53分-DF26:角田誠)
MF7:佐藤勇人
MF16:安藤淳(82分-MF19:森下俊)
MF22:渡邉大剛
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
MF13:柳沢敦
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(58分-FW9:豊田陽平)
“加藤久サンガ”のガイドライン
・前節川崎戦で快勝したメンバー11人なら大丈夫だろうと思っていたら、同じような順位の横浜にボコられた
・試合開始から両チーム引きぎみで「我慢比べだな…」と思ったら、コーチが我慢できずフォーメーションを変えていた
(柳、パウリの2トップ、ヂエゴボランチでアンジュンが左サイドへ)
・ひとりでバイタルエリアが押さえる役割を担った佐藤勇人が、”大剛弟”にバイタルであっさり振り切られてゴールを決められた
・後半3バックにしてもさして効果がなかった
・「中2日の相手に走り負けるわけがない」と思っていたら、最後まで京都の選手は歩いていた
・唯一マイボールになったときスペースに全力疾走していた中谷、パウリを、コーチが次々とベンチへ
・パスの1/3がミスパス。しかも余裕をもってパスしても受け手が感じてないことが多く「イージーなパスほど危ない」
・クリアが相手ボールになる確率が150%。一度クリアしたあとマイボールにしてもあっさり蹴り出して相手ボールになる確率が50%の意味
・敗戦の原因を、選手・コーチともに「メンタル」にしていた
…
オワタ\(^o^)/
自由が丘駅で上野ユニ着たマリノスサポのオサーンに足蹴られるわ、横酷のピッチは相変わらず見づらいわで、ゲロケーロなゲームでした。
全員逮捕だ!
カウンター狙いの京都だけに、横浜にあれだけすばやく帰陣されると攻める手立てがなかった、そしてマイボールを回すうちにミスミス連発…と、そんなゲームでしょうか。
以前、加藤久さんが
「去年と違って、ことしのチームはある程度計算ができる」
とおっしゃってましたが、はたしてそうでしょうか?
昨シーズンの、
●アンカー・シヂクレイ
●ポスト・田原
●ロングスロー・増嶋
を全面に出した「フィジカルサッカー」のほうがある程度、結果がわかりやすかった気がしてなりません。
あのサッカーをベースに、サイド攻撃をもっとブラッシュアップしていけば!
でも、結局できもしない(←失礼!)パスサッカーを志向して、見えない迷路にハマっちゃってる気がしますなぁ。
なんにしろ、前線で高さがある選手、ポストプレイヤーの補強が急務だと感じます。
豊田がポストプレイヤーではないことがわかった以上、ね。
今までの20節を通じて、とにかく散見されたのが
「ボールの出しどころに困って、ロングボール蹴り出して、相手ボールに…」
っていうシーン。
去年だったら田原がなんとかボールを収めてくれたこともあったけど、今季は詰まるとホントに何もできなくなってしまう。
コーチを代えた柏、大分が調子を上げている以上、「無策」はマズい結果を招きかねません。
最悪、角田大作戦しかないか…。