京都サンガ 0-1 名古屋グランパス
◇日時:2009年5月2日(土)16:04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴 24.1℃ 38%/1万0950人)
◇主審:村上伸次 “のぶつぐ”
41分【名古屋】ダヴィ・ジョゼ・シウヴァ・ド・ナシメント(ヘッド←杉本)
■京都サンガF.C.(4-1-4-1)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF4:水本裕貴
DF14:イ・ジョンス
DF6:染谷悠太
MF7:佐藤勇人
MF22:渡邉大剛
MF16:安藤淳
MF10:ヂエゴ・ヂ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(73分-MF18:加藤弘堅)
MF11:林丈統(67分-DF8:中谷勇介)
FW20:パウロ・アントニオ・ヂ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(57分-FW28:キム・ソンヨン)
■名古屋グランパス(4-2-1-3)
GK1:楢崎正剛
DF32:田中隼磨
DF4:吉田麻也
DF5:増川隆洋
DF6:阿部翔平
MF24:福島新太(71分-FW18:津田知宏)
MF13:山口慶
MF19:杉本恵太(83分-DF2:竹内彬)
MF7:中村直志(82分-MF28:田口泰士)
MF10:小川佳純
FW9:ダヴィ・ジョゼ・シウヴァ・ド・ナシメント
敗戦、あっけなく
京都の泥沼4連敗に、ゆかりの方々からコメントが届いています。
美濃部直彦さん(現・徳島コーチ)「ひじょうに残念な結果ですが、選手たちは頑張っていたと思います」
柱谷幸一さん(現・解説者)「つねにアラートを心がければいれば防げた失点でした。中2日でもう次のゲームが来ますから、しっかりリカバリーして、次の試合に臨めばいいと思います」
ピム・フェルベークさん(現・オーストラリア代表コーチ)「わたしのように、カトウさんもテクニカルアドバイザーとして身をひいたほうがいい」
木村文治さん(現・NPO芝生のグラウンドを愛する会理事長)「挨拶ができる選手を使え」
…
…
…
って、遊んでる場合じゃない!
いや、ほんと、やばいやばいマジやばい。
KK(勝てる空気)がまるでない。
きょうだって、あんだけ引きこもって(守備時はパウリまで自陣に!)相手のシュートを2本に押さえながら、完敗じゃん。
いろいろ問題点は多い。
加藤コーチはメンタルのせいにしてるけど、たしかに精神面は大きいかもしれない。
きょうの名古屋は、連戦の疲れで明らかに動きが重かった。
なのに、京都もそれに合わせたのか、ゲーム開始からゆっくりとした立ち上がり。
なーんか、みんながフワフワしてる。
フワリ、フワフワ。
さいしょは落ち着いて試合に入ろう…が前半ずっと続いてた感じ。
どうして?
カラダから精気というか、覇気というか、そんなものが感じられん。
逆に、途中からゲームに入った弘堅、ソンヨンは動きに必死さがあったけど。
もう負けてもいいから、せめてやる気を見せてほしい!
…ってこれ、ピム政権下の末期にも思ったことだな。
そして、なによりきょうは用兵の問題だ!
前節後、加藤コーチは大幅な選手交代も示唆してた。
が、じっさいは大ブレーキの豊田がパウリに変わっただけ。
ポジション的にも、勇人と安藤のポジションを入れ替えただけ。
CHANGE、なし。
で、選手交代させた選手は、パウリ、林、ヂエゴ。
1点ビハインドなのに、相手にとって怖い選手ばっかり下げてどーするの?
たとえ運動量は落ちてても、何かが起きそうなのはこの3人からだったのに。
うーん、と唸りたくなるウンコ采配だ。
唯一の光明は、ソンヨンがすんげぇカラダ張ってたこと。
ま、シュートまでは行けてなかったけど。
フォローも薄かったから、しょうがないか。
でも、ポスト役、前線の基準点として、今後使えそうなメドが立った。
残念ながら、いまの京都は最終ラインからボールがつなげない(←涙そうそう)。
高い位置で、相手ボールが奪えない。
なんで、やっぱり縦ドッカンが多いから、こういう選手がいてくれるとマジ助かる。
次は、また中2日で横浜戦。
相手は3バックだけに、ひょっとして3バックで「ミラーゲーム」にするのか?
あるいは、かたくなに4バックか。
ま、「並び」はどうでもいい。
それより、ガッツあふれる、走ってカラダを張れる選手たちがピッチの上に立ってますように。