【J1第21節】コンサドーレ札幌 1-2 京都サンガ

コンサドーレ札幌 1-2 京都サンガ
◇日時:2008年8月17日(日)14時03分キックオフ
◇会場:北海道札幌市札幌ドーム(屋内/21.9℃/1万6338人)
◇主審:前田拓哉
前半18分【札幌】ダヴィ・ジョゼ・シウヴァ・ド・ナシメント(右足)
後半4分【京都】渡邉大剛
後半43分【京都】エルヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンジーニョ”

3バックが奏功!京都が逆転勝ち:スポニチ
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■コンサドーレ札幌(4-2-2-2)
GK28:高木貴弘
DF19:坪内秀介
DF35:箕輪義信
DF3:西澤淳二
DF6:西嶋弘之
MF18:芳賀博信
MF15:クライトン・アウベルト・フォントゥラ・ドス・サントス
MF7:藤田征也
(後半7分-MF29:デヴィッドソン・純・マーカス)
MF13:中山元気
(後半28分-FW9:石井謙伍)
FW10:ダヴィ・ジョゼ・シウヴァ・ド・ナシメント
FW11:アンデルソン・ホベルト・ダ・シウヴァ・ルイス
(後半21分-MF8:砂川誠)

■京都サンガF.C.(4-1-3-2)
GK21:水谷雄一
DF24:増嶋竜也
DF8:水本裕貴
DF5:手島和希
(後半22分-DF23:大久保裕樹)
DF22:渡邉大剛
MF3:シヂクレイ・デ・ソウザ
MF14:佐藤勇人
MF2:カルロス・エドゥアルド・ソアレス “アタリバ”
(後半0分-FW9:田原豊)
MF4:中谷勇介
FW10:エルヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンジーニョ”
FW13:柳沢敦
(後半30分-MF7:徳重隆明)

きょうはなんだか、キャップ空けたままにしてたコーラ並みに気が抜けてた京都イレブン。
試合開始から、ロングパス一本でピンチになりまくり。
で、ダヴィがウサイン・ボルト並みの加速、てしおサンがぶっちぎられて先制弾を許します。

いや、これ以外にもど〜もバイタルエリアを空けるし、危ない場面連発。
おまけに、攻撃もしおしお状態。
ひさびさ先発登場のアタリバが、いつものとおり足下に欲しがって、シヂクレイと役割が被っちゃて。
こりゃ、オワタ\(^o^)/かと思いましたよ。
唯一の希望は、ハーフタイムにはいるときにQさんが田原に指示だしてたこと。

後半から牛フェル柳の夢の3トップ。
後ろも、3枚にして、久々の3バックにシステムをチェンジしてきました。

   牛 柳
中谷 フェル 大剛
  シヂ 勇人
水本 手島 増嶋

これが効きました。
守備ではダヴィを水本がマークして、アンデルソンへのロングボールはまっすぅが跳ね返す。
攻めでは、田原が前線で基準点をつくってくれて、ウイングバックの選手も前にスペースができました。

さっそく、4分にクロスのこぼれをDAIGOが
「超フリーなんすけど〜。嬉しうぃっしゅ」
と切り返してゴール!
システム変更の効果が出て、これで一気に勝てそうな雰囲気が漂い出しました。

ところが、こっから攻めども攻めども点が入らない。
中谷がぐんぐんドリブルでぐんぐん前に行くし、DAIGOもいいタイミングでボールに絡んでたんですが。
札幌もゴール前、バイタルエリアをきっちり固めてました。

でも、そんな堅守をぶち破ったのが田原のポスト→フェルがズドン!
いやぁ、さいきんは “フェル&柳” の流れるようなワンツーとかで点を取ってましたが、こんなシンプルなゴールもあっていいよね。
箕輪ガックシ、三浦コーチも虚ろになるような、劇的な逆転劇となりました。

北の大地で勝ち点3ゲット。
とにかく、連敗をしなかったのがよかった。
それ以上に、降格争い同士の直接対決に勝利したのはとってもとっても大きいです。
あと、田原ひさびさ登場で、”フェル&柳”頼みだった攻めに新しい選択肢が期待できるようになったのもよかったよかった。

次節は “因縁” の新潟戦。
後半の3バックがよかったので、いったいどう戦うか?
観戦に行けそうなので、じっくりまったり見届けたいと思いまーす。

加藤久コーチ(京都)
「きょうのセンターバックは水本と手島、はじめて組むコンビで、手島の調子もよくなくかった。
それで、向こうにとっての右サイド、ワイドのところを突かれつづてしまいました。
ハーフタイムに手を打とうと思ってましたし、前半はなんとか1失点のまま済んでよかったです。
後半、並びを変えまして…。
ディフェンスは1枚選手を余らせることで、ダヴィとアンデルソン、2トップをしっかり押さえることができた。
バランスを変えないままで並びを変えるのは、練習でもしっかりやってますし、それが功を奏しました」

三浦俊也コーチ(札幌)
「最後の失点は、われわれも点を取るためにリスクを背負って攻めていましたし、仕方ない部分もある。
残留に向けて毛髪にきびしい状況は続くが、トーナメントのつもりで戦うしかない」

エルヂス・フェルナンド・ダマショ “フェルナンジーニョ”選手
「前半と後半でぜんぜん別のゲームになったと思う。
後半はわれわれが主導権を握れたんじゃないかな。
加藤コーチからの指示?
札幌のディフェンダーは高さがあるので、豊を入れてキープしてもらう。
それで、早め早めにサポートにいけと言われた。
豊が入ったことで、僕のプレイも有効になったし、コーチの交代策は完璧だったね。
きょうのゴールは、いつも応援してくれている妻に捧げるよ」

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