ソドムとゴモラの決戦
京都サンガ2-1サンフレッチェ広島
◇日時:2007年12月5日(水)19時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(晴/7.6℃/1万2637人)
◇主審:岡田正義 “ジャスティス”
前半28分【京都】田原豊(ヘッド←下田のパンチ←右:渡邉)
前半39分【京都】田原豊(ヘッド←右:渡邉)
後半43分【広島】平繁龍一(右足←平井のブロック)
■京都サンガF.C.(3-4-1-2)
GK1:平井直人
DF35:角田誠
DF6:森岡隆三
DF5:手島和希
MF22:渡邉大剛
MF16:斉藤大介
MF17:石井俊也
MF36:中谷勇介
MF15:中山博貴
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半39分-MF20:倉貫一毅)
FW31:田原豊
(後半29分-FW25:西野泰正)
■サンフレッチェ広島(3-1-4-2)
GK1:下田崇
DF8:森崎和幸
(後半0分-DF19:盛田剛平)
DF2:イリアン・ストヤノフ
DF28:槙野智章
MF14:戸田和幸
MF5:駒野友一
MF 7:森崎浩司
MF27:柏木陽介
MF17:服部公太
(後半19分-MF16:リ・ハンジェ)
FW11:佐藤寿人
FW10:ウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シウバ “ピチブー”
(後半25分-FW18:平繁龍一)
加藤久コーチ(京都)
「きょう3バックにしたのは、真ん中の守備を固める意図がありました。
4バックのときもディフェンスラインの前にフォアリベロを置いていたりしてましたし、きょうは相手のほうが力が上なので、フォアリベロをリベロにして守備を安定させようとしたのです。
もちろん、3-4-3のフォーメーショントレーニングなどは前々からやっていましたしね。
3点目を取れるチャンスは確かにありましたが、相手もJ1で戦ってきたチーム。
そんなにかんたんにはいかないということだろうと思います。
それよりも、きょうビシッと勝ったことがうれしいし、選手には感謝しています。
次戦は、相手も点を取ろうと前がかりになってくるだろうと思います。
我々もラインを上げて、ボールをゴールから遠ざけるようなプレイをしなければなりません。
とくに、駒野のサイドには注意したいです。
アウェイゴール?
とにかく我々は勝っているので、次の試合も勝つだけ。
それ以外のことは考えません」
ミハイロ “ミシャ”・ペトロヴィッチ・コーチ(広島)
「きょうに限っては、京都は勝つべくして勝ったと思うよ。
我々は、プレッシャーからか消極的なプレイが多かった。
ボールがないところでの動きが少なかったし、アリバイづくりを重ねているだけだった。
しかし、きょう唯一ポジティブだったのは、最後に1点が取れたことだと思う。
最後の時間帯のプレイができてれば、次戦、我々が負けることはない」
田原豊選手(京都)
「はじめての入れ替え戦で、立ち上がりは両チームとも堅かったと思う。
そういう中で、大剛がいいボールがあがったので、ただ押し込むだけだった。
でも、まだ前半戦が終わったばかり。
次も勝って、連勝でJ1に行きたい」
森岡隆三選手(京都)
「相手の出方を見ながらの戦いだった。
平日なのに、多くのファンが集まって僕たちを後押ししてくれた。
アウェイゴールを与えてしまったのは反省材料だが、この気持ちを忘れない。
まだ半分終わったばかりなので、悔しさを糧に残り半分を戦い抜きます」
12月に入れ替え戦みたいな背筋が凍るような試合を見るのはイヤですねぇ(w。
相変わらずの貧困スタジアムグルメの西京極でぬるいカレーを食って応援した俺が
来ましたよ(w。
今日の広島なら圧倒的に仙台・鳥栖の方が強いです。メンツ的に何をされるか分からない
怖さはありましたが、相手の攻撃におぉ~と言わされたのは前半のウェズレイのバイシクル
だけでした。寿人に抜けられたシーンもありましたけど別にあれくらいはJ2でもされてたし
(駄目じゃん…)って感じです。
お家芸であるロスタイム間近の失点は喰らいましたが、気を引き締めるためにもいい薬になるんじゃないかと。
少なくとも今の田原の出来なら広島のDF相手なら十分通用してましたし、
パウリーニョも今日でたことで試合勘も戻って次もっといけるようになってると信じます。
あと1試合平井の確変が続いてくれることを期待します。
西京極ってカレー売ってたんだ…がいちばんの衝撃。
そうですね、中盤の守備はJ2よりはタイトさに欠けていましたが、とはいえ、ミドルシュートのきわどさはさすがJ1という感じがしました。
メンタル面が大きく左右しそうなので、先取点が取れれば楽になるのですが、どうなることやら。
人生最大の一戦なんで、みんな頑張れ。