帳尻あわせの勝ち点3
ザスパ草津0-1京都サンガ
◇日時:2007年5月19日(土)13時03分KO
◇会場:長野県松本市松本平広域公園総合球技場 “アルウィン”(小雨のち晴/15.9℃/3096人)
◇主審:池田直寛
後半45+1分【京都】徳重隆明(右足←アンドレ←CK:パウリーニョ)
■ザスパ草津(4-2-2-2)
GK1:本田征治
DF3:尾本敬
DF23:藤井大輔
DF5:セルソ・カルドーソ・デ・モラエス “チカ” (後半34分-警告*2=退場)
DF4:田中淳
MF17:秋葉忠宏
MF18:櫻田和樹
MF8:山崎渡
(後半37分-FW20:松浦宏治)
MF6:鳥居塚伸人
FW11:氏原良二
(後半37分-MF30:松下裕樹)
FW9:高田保則
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF22:渡邉大剛
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
(後半23分-MF27:加藤大志)
MF20:倉貫一毅
(後半38分-FW31:田原豊)
FW7:徳重隆明
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半45+2分-MF15:中山博貴)
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
徳重隆明選手(京都)
「厳しいゲームだった。
最後のゴール?
チーム全員の勝ちたいという気持ちが、僕の右足に乗り移ってくれたんだと思う。
次節以降も、きょうのように厳しいゲームもものにしていきたい」
すみません。
アルウィン行く気満々だったのですが、昨日やんごとなき呑み会に参加→朝までコースだったので断念しました。
頂いたのは、コーヒー焼酎とかトマト焼酎とか牛乳焼酎とか緑茶焼酎とか…。
調子にのって呑みまくってたら、もちろん二日酔い。
ですので、きょうの試合評は酔っぱらいの戯言と思っていただければ。
ということで、この京都戦後、「九州ダービー」を続いてTV観戦した。
2つのゲームのテンションの違いがすごかった。
たとえるならば、草津-京都戦は全日本プロレス。
福岡-鳥栖戦はPRIDEだった。
まったく別のスポーツのようだった。
ボールへの反応の早さ、ひるがえって集中力。
イーブンのボールを「奪ってやる」という強い気持ち。
「勝つんだ」というモチベーション。
ベンチを含めた、チーム全体での一丸さ。
鳥栖の選手たちもすばらしかったし、敗れたけど福岡の選手たちも健闘していた。
一方、わが京都のほうは…。
ファン目線で厳しいというのは差し引いて、
「どうしちゃったの?}
というのが正直な気持ちだ。
前節の福岡戦。
2点をリードされてから。
前の推進力を強め、自分たちの力でゲームの流れを引き寄せた。
あの戦いぶりは、幻だったのだろうか。
たしかに、守備意識は高く、中盤のプレスは効いていた。
だけど、攻撃が形にならない。
パスは足下にしか出ない。
スペースメイクの動きがない。
相手が引いてきた場合、ナイナイナイで「何もできない」のは、相変わらずだった。
でも。
きょうは「運」が味方した。
後半34分、主審がチカにレッドカードを提示。
ハイボールの競り合いでアンドレに乗っかったプレイに対してだが…。
あれは、チカがかわいそうだと思う。
チカ退場、田原が入って、京都は3-4-3で攻勢に転じる。
パウ 田原 アン
大剛 徳重 大志
石井
三上 チア 角田
そして、もうひとつの「ラッキー」はロスタイムにやってきた。
CKから、アンドレがヘッドでつないだボール。
徳重がクイックに反転しながら、右足シュートでゴール!
またしても、徳重の個人技がチームを救ってくれた。
失礼ながら、冒頭にも書いたように「帳尻あわせの勝ち点3」だと思う。
もちろん、勝ったのはうれしいんだけどね。
なんとなく、心にわだかまりが残るんだ。
きょうの京都サンガは、はたして勝利に値したのだろうか?
そんなことを思ったりしている。
唯一よかったのは、セットプレイから得点の臭いがしはじめたことかな。
チアゴがそろそろ決めてくれそうな予感がしないでもない。
次戦はミッドウィーク、水曜日の愛媛戦。