われわれに勝たせたくない何かが(笑)
京都サンガ1-4東京ヴェルディ
◇日時:2007年5月6日(日)13:04キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場 (雨/17.9℃/4811人)
◇主審:柏原丈二
前半7分【京都】アンドレ・ピント・カンダカン(ヘッド←三上)
前半17分【東V】ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”(右足)
前半35分【東V】ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”(右足)
後半7分【東V】ヂエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シウヴァ(右足)
後半38分【東V】ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”(右足)
■京都サンガF.C.(4-2-2-2)
GK33:上野秀章
(前半27分-GK1:平井直人)
DF34:平島崇
DF35:角田誠
DF3:チアゴ・プラド・ノゲイラ
DF13:三上卓哉
MF17:石井俊也
(後半24分-MF8:美尾敦)
MF16:斉藤大介
MF22:渡邉大剛
MF15:中山博貴
(後半9分-MF20:倉貫一毅)
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
■東京ヴェルディ1969(4-3-1-2)
GK1:吉原慎也
DF29:福田健介
DF17:土屋征夫
DF14:富澤清太郎
DF22:服部年宏
MF15:金澤慎
MF6:菅原智
MF5:ジョゼ・ルイス・サントス・ダ・ヴィスタカオ “ゼ・ルイス”
MF10:ヂエゴ・デ・ソウザ・ガマ・シウヴァ
FW9:ジヴァニウド・ヴィエイラ・デ・ソウザ “フッキ”
FW20:廣山望
ジョージはいやーん、お母ちゃん辞めてあげて(笑)。
もう西京極には来ないで〜。
でも、ジョージのぁゃιぃ判定の数々は差し引いても、きょうのゲームは負けだった。
フッキすげぇわ。
ホント、失点もフッキの個人技が光りまくってたし。
(以下、自分で書いててもネガティヴだなーと思うので、そーゆーの嫌いな方はスルーしていただければと思います)
さて、きょうの敗因のひとつとして、京都の「選手起用」があったのではないかと思う。
すなわち、
博貴をサイドで使っても機能しないって、何試合やったらーーー
そう。
本日の試合、キーマン・徳重が出場停止で誰を代役に使うかと思ったら、ここで博貴かよと。
たしかにテクニックは非凡だし、センスもチームで一、二を争うものをもっていると思う。
おれも好きな選手。
だけど、いまのチーム戦術でサイドハーフに使っても、攻撃にほとんど有効策を与えることができない——ってのは、開幕以来何度も見てきたわけで。
きょうも、引いてきてワンタッチでボールをさばくのはいいけど、そのまま前線に吸収されて、左サイドに斉藤が開いて…。
結果、セカンドボールを拾えなくなるという。
やっぱ現状、博貴と心中するなら、守備面のリスク覚悟でボランチしかないな。
それか、博貴システムでトップ下を用意するか。
さらに…。
このピッチコンディションなのに、最後の交代、西野じゃなくて美尾とかーーー
はぁはぁ…息切れた。
慣れない、テキサイ(テキストサイト)っぽい手法はやるもんじゃないッスな。
いやでも、最後の選手交代。
パスが繋がりにくいピッチコンディション、2トップが動けなくなってる…。
なのに、美尾かぁーうがががが(以下略)。
ま、あくまで素人目線の結果論ではあるけどさ。
こうした選手の「用兵策」とともに、もうひとつ。
チーム全体に軽いプレーが多かったのも気になった。
後ろからプレスにくる選手に容易にボールをスチールされること多々。
そして、スッテンコロリン転びすぎ、と。
これ、前のユアスタでも気になったこと。
今シーズン全体をとおしていえると思う。
ターンするトレーニング、下半身を鍛えるトレーニングが足りないのだろうか。
大剛とか美尾などは、身体見るからに下半身が細いのだが。
ひるがえって、テレビの解説者も行ってたが、東Vのフッキやヂエゴは「がっしり」とプレイしていた。
うらやましいぜ。
で、軽いプレイのせいでおかげで、あっさりボールをロストされてしまって、リズムが悪くなってしまった。
いわゆる、
「ボールの取られ方が悪い」
ってシーンが散見されて、そっからフッキのカウンター光りプレイが発動してしまった。
と、まとめるならばそんなゲームであった。
(ここで気分転換に笑顔をご覧ください)
ともあれ、せっかく前節仙台とナイスゲームをしたので、1試合でまたぶちこわし。
そんなズタボロなゲームのなかで、唯一希望を見いだすとしたら、倉貫の積極性だろうか。
中盤からグイグイ上がっていってエリア内に侵入。
2トップをフォローしていた。
徳重、倉貫、この両選手を生かして、中盤の選手が前を追い越していくような、運動量あるサッカーが見られればいいな(遠い目)。
しかし。
きょうのようなゲームしてたら、そんな流動的アクションサッカーが機能するには3年ぐらいかかりそうだ。
ましてやJ1なんて夢のまた夢でっせ。
今季、J1昇格をまだめざしていくなら…。
残念ながら、美濃さんoutの機運がmaxに高まったといえるんじゃないかな。
チームに残る形で、うまいこと、梅本社長頼んだ。
(以上テレビ観戦)
※追記
■解任濃厚ラモス監督が「最後のゲキ」 – サッカーニュース : nikkansports.com
ラモス監督 オレは監督として最後まで戦う。京都に勝ってからあとはフロントに任せる。『監督を男にする』とか言って意気込まなくていい。オレはもともと男。サムライだ。気負わずにやれって。みんなも家族がいるだろうが。そのためにやれ。
こんな檄文を紡げる人材はそうはいないので、ぜひ続投させたほうがいいと思います。
きょうのようにフッキ、ヂエゴの実質2トップでカウンター戦術にしとけば、勝ち点は落とさないような気もするんだ。
※追記の追記
■ラモス監督、続投に意欲=J2東京V – 時事通信 – Yahoo!スポーツ
7連敗で去就が注目されていたJリーグ2部(J2)東京Vのラモス監督は6日、京都戦(西京極)後に記者会見し、「やめるつもりはない。あとはフロントに任せる」と続投に意欲を示した。
あー…現地で雨の中見てまだ映像を見ていない状態の僕ですが、全く同意見ですね。前半中山何やってましたか?もらったボールを横か後ろに戻しているシーンしか印象ないんですけど。
あとアウェイで芝の状態が分からずスッテンコロリンしてるのならまだしも、ホームの選手が毎試合スッテンコロリンしてたら駄目ですよね。下半身云々もそうでしょうけど、今日みたいな滑るピッチならスパイクの工夫するとか何か対策もあるでしょうが!!
まぁあえて一つだけ監督のフォローをするなら、選手交代ですが美尾になったのは、上野を下げざるを得なかったことと、中山の出来の問題で倉貫を入れた時点で残り1枚となると美尾しかいなかったんじゃないでしょうか?イマイチといってもアンドレは今日点を取ってますし、パウを下げるわけにはいかないでしょうしねぇ。
ミノさんをチームに残すポストかぁ…難しいですね…
雨のなか、お疲れさまです!
中山は…テレビで見るかぎりはけっこう消えてましたね。
一本、ミドルを打ったっけ?っていう記憶しかありません。
縦に突破できるタイプじゃない分、サイドハーフは厳しいのはわかってるんですが、もう一工夫ぐらいあってもよかったのかなぁ…っていうのは、彼を過大評価しすぎなんだろうか。
交代最後のカードについてはおっしゃるとおりかもしれません。
もう後ろでグダグダつないでるんだったら、アンドレと西野に放り込んで、パウリーニョにこぼれ球狙わせろよ〜とか思ったんですけどね。
放り込みは、まぁ、運を天に任せるような一面もありますし。