【J1第27節】アルビレックス新潟1-1京都パープルサンガ

小さな勝ち点からコツコツと(C)きよし師匠

アルビレックス新潟1-1京都パープルサンガ
◇日時;2006年10月14日(土)15時04分KO
◇会場:新潟市新潟スタジアム “ビッグスワン”(3万6272人)
◇主審:長田和久
後半5分【新潟】内田潤(左足)
後半33分【京都】オウンゴール(渡邉のFKを中野)

■アルビレックス新潟(4-2-2-2)
GK1:北野貴之
DF17:内田潤
(後半32分-DF2:三田光のサマーソルトキック)
DF19:海本慶治
DF3:千葉和彦
DF26:中野洋司
MF15:本間勲
MF8:シウヴィオ・ジョゼ・カヌート “シウヴィーニョ”
MF35:松下年宏
MF18:鈴木慎吾は京都パープルサンガが大きく育てさせていただきました
(後半19分-FW11:矢野貴章)
FW32:田中亜土夢
(後半41分-MF20:岡山哲也)
FW10:エヂミウソン・ドス・サントス・シウヴァ

■京都パープルサンガ(3-4-1-2)
GK26:西村弘司
DF23:大久保裕樹
DF32:手島和希
DF7:児玉新
MF33:角田誠
MF17:石井俊也
MF16:斉藤大介
MF22:渡邉大剛
(後半34分-MF8:美尾敦)
MF15:中山博貴
(後半0分-MF14:中払大介)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊

美濃部直彦コーチ(京都)
「前節の戦いをふまえて、ビルドアップからチャンスをつくる練習をしてきた。
その成果もあって両サイドからクロスを入れることはできたが、2点目を取るまでには至らなかった。
最後の部分の精度、スキルが必要になってくると思う」

ダンディ鈴木コーチ(新潟)
「前線でどれだけプレスをかけられるかが勝負だったが、それができなかった。
京都の長いボールを入れてセカンドボールを拾うという攻撃に、ディフェンスラインが下がってしまったためだ。
相手にボールを支配され、ルーズボールも拾えず、引き分けで精一杯の戦いだったと思う」

ッグスワンで勝ち点1ゲット。
勝ち点3もイケたかな?——との思いも、正直あります。
内田のシュートがポストの外側叩いたらなぁ…。
角田の股抜きからハライのプッシュが宇宙開発しなかったらなぁ…。
でも、オレンヂ喜び組のかたがたの大声援に押され各チームが敗れ去ってしまうなかで、この結果はまずまず、かな!?

それよりも、就任2試合目にして美濃部サンガが確実に「変わりはじめている」ことは評価したいです!
変われるってドキドキ。
きょうの試合も、日刊スポーツの速報でボール支配率59%、シュート数でも15-13。
数字で見てもわかるように、内容面で新潟の斜め上をいってたように思います。

どこが、柱谷サンガ時代と変わってきたのか?
まず3バックにしたことで、相手FWへのマークが厳しくなりました。
で、中盤で球際激しくいくメンタリティが生まれてきました。
両サイド、角田とダイゴのように、積極的に仕掛ける姿勢も出てきました。
その裏からCBの大久保、児玉もオーバーラップをするようになってきました。
それに、ダイゴ左ウイング&角田右ウイングという配置を決めた美濃部さんの「慧眼」はステキだなと。

どーも美濃部サンは、ワールドカップドイツ大会のメキシコ、あるいはゲルト・サンガに近いサッカーを志向してるみたいです。
まだ前線へのアバウトなロングボールも散見されますが、攻撃をビルドアップしようという狙いは感じられます。
柱谷さん時代は、攻めがほぼ2択(2トップのコンビネーション or 斉藤からの長いパスから大志が勝負)だったわけですが、それよりは生産性があるというかなんつーか。
乱暴な言いかたをするなら、「見られる」試合になってきました。

じゃあ、逆にきょうの試合で勝ち点3を取るために何が足りなかったのか?
それはきっと、決定力ですよね。
最後のツメ。
サイドからのクロスになぜ田原が飛び込んでいないのか?
パウリーニョは左で打とうとするあまりコネすぎじゃないか?
そこいらへんが、うまく整理されれば、もっといいチームになる予感がします。
ま、そこがいちばん大変だったりしますけれど!

それに、時間がないんだよなー。
あした福岡の結果待ちで、現在暫定16位a.k.a.入れ替え戦圏内。
残り7試合。
・ホーム大分。
・アウェイ川崎。
・ホーム甲府。
・アウェイ広島。
・ホーム磐田。
・アウェイG大阪。
・ホーム名古屋。
泣いても笑っても、あと7つ。

残留争いをするセレッソ、福岡から抜け出すには、勝ち点3を取っていきたい。
たとえ、実力的に上回る相手であろうとも。
そういう意味で来週の大分戦、大事。
ホームだし。
いい内容のゲームをして。
んで、勝ち点3欲しいよね。
(以上テレビ生観戦)

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください