京都パープルサンガは、10月3日付けで柱谷幸一監督、ファビアーノ・ブルーノ・ホゼナウ・フィジカルコーチを解任。
後任として、美濃部直彦ヘッドコーチが監督に、上野展裕育成部ディレクターがヘッドコーチに就任する。
(当サイトでは監督をコーチ、ヘッドコーチをアシスタントと表現していますが、混乱を避けるため今回は一般的な表記にしました)
■柱谷幸一 監督およびファビアーノ フィジカルコーチ解任のお知らせ:京都パープルサンガオフィシャルサイト
■美濃部直彦 監督昇格および上野展裕 ヘッドコーチ就任のお知らせ:京都パープルサンガオフィシャルサイト
■「結果残さないと」サンガ・柱谷監督解任;京都新聞電子版
梅本社長は柱谷前監督について、「昨年のJ1昇格や選手育成などで評価している」としたうえで、「クラブはしっかりとJ1に定着しなければならない。ここまで引っ張ってきたが(現在のチーム状況に)何らかの変化を起こさないといけないと思い、断腸の思いで解任に踏み切った」と悩みながらの決断だったことを説明した。
柱谷前監督は午前11時、クラブハウスから姿を現した。開口一番、「解任です」と話し、シーズン途中に戦列を離れることについては「契約社会なので契約が解除されたら仕事は終わったということ」と淡々と語り、足早に車に乗り込んだ。
■成績不振で京都粛清…柱谷監督解任:デイリースポーツonline
解任がリーグ終盤までズレ込んだのは、柱谷監督がGM的な役割を兼ねていたためでもある。近隣の高校と提携してユース選手の受け皿をつくるなど、育成環境の整備に尽力し、クラブ側も高く評価していた。同監督は2日に通告を受け、3日にはクラブハウスで選手・スタッフにあいさつ。「美濃部新監督を起爆剤に頑張ってほしい。最後まで一緒に戦いたかった」と話したという。
■Yahoo!ニュース – 時事通信 – Jリーグ・京都の美濃部新監督(時事通信社)
決断とか運命とかっていうのは、そんなもんさ。偶然に支配されるんだ——打海文三「愚者と愚者」より
しょうじきに言えば、さいきんのサンガからはJ2に降格してしまいそうな「臭い」がぷんぷん漂っていた。
で、どうせ落ちちゃうなら、去年昇格の功労者である柱谷さんにさいごまで託そう!との考えもわかる。
ただ個人的には、最後までサンガのJ1残留に向けていっしょうけんめいあがきたい。
なので、この監督交代は遅くはあっても悪くはないと思う。
美濃部さんは監督経験ないけれど、サンガのことは長く見ているし。
それに、きっと前から「もうすぐ柱さんクビだろうなぁ、そしたら監督、俺?」と思って、こころの準備はしてたと思うんですよ(笑)。
でも、なぜ梅ちゃんも連座して退任しないのかがけっこう謎です。
例の最高経営会議で、柱谷さんの「立て直します」発言をあっさり受け入れてしまい、ロジカルな判断をできなかった責任はある。
それから、なんでファビアーノも解任なのかも。
同じく ミノさんの就任会見で何事もなかったかのように座ってる社長見てちょっと違和感感じました
結果がすべてならあなたの責任はどうなるの・・・? と
どもです。
ひょっとしたら、そういう厚顔無恥さ(いい意味で!)がなければ、ビジネス界において社長という地位にまで上り詰められないのかもしれませんねぇ。
梅「柱谷くん、断腸の思いだが君を解任する」
柱「わかりました(断腸つーか、お前も指詰めろや)」
みたいな流れだったのかもしれないかも。