■パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト [DVD]
舞台は17世紀の大航海時代。
海賊ジャック・スパロウに絶体絶命の危機が?
親子の愛情をほんの少し混ぜ込んでいるけど、こりゃ完全にコメディ。
愛すべきバカ映画。
とくに、人食い族に丸焼きにされそうになったシーンが出色だった。
逃げ方がまさに
「すたこらさっさ」
とスーパーを入れたくなるような。
命の危機でありながら、どこか緊迫感がないのだ。
なぜか?
んーと、たぶんジョニー・デップ演じるスパロウのキャラが濃すぎなんじゃないだろうか。
だいたい、アイシャドウ入れすぎだし。
あんたは美輪明宏かと。
んで、そのシャドウが入った「目」がもぅ気持ち悪いほどに印象に残るのだ。
歌舞伎役者の「見得」のように周囲を見回したり、びっくりしたときに見開いたり。
デップの目——それだけに注目してれば、それで入場料を払った甲斐があるというもの。
とにかく、笑えました。
エンドロール後にも注目!