【J1第18節】アビスパ福岡4-5京都パープルサンガ

殴り殴られドツキ漫才

アビスパ福岡4-5京都パープルサンガ
◇日時:2006年8月19日(土)19.00KO
◇会場: 福岡県福岡市東平尾公園博多の森球技場(1万0387人)
◇主審:岡田正義 “スーパージャスティス”
前半7分【京都】アンドレ・ピント・カンダカン(ヘッド←加藤;左足)
前半29分【福岡】飯尾一慶 (右足ディフレクション:児玉)
前半41分【福岡】久藤清一(左足)
前半44分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足FK直接27m)
後半1分【福岡】薮田光教(右足ボレー←中村)
後半2分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足ディフレクション:千代反田←加藤)
後半13分【京都】中払大介(左足←パウリーニョ←アンドレの落とし)
後半35分【福岡】城後寿(右足オーバーヘッド←千代反田;ヘッド←CK:アレックス)
後半38分【京都】加藤大志(左足ミドル)

■アビスパ福岡(4-2-2-2)
GK1:水谷雄一
DF22:中村北斗
DF17:川島眞也
DF5:千代反田充
DF3:アレックス・アントニオ・デ・メロ・サントス
MF8:ホベルト・ジュリオ・デ・フィゲイレド
MF13:佐伯直哉
MF10:久藤清一
(後半24分-MF26:城後寿)
MF9:薮田光教
FW19:マルセロ・バロン・ポランクジック
(後半31分-FW18:有光亮太)
FW34:飯尾一慶
(後半12分-FW27:田中佑昌)

■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF33:角田誠
DF19:登尾顕徳
DF7:児玉新
DF6:三上卓哉
MF18:米田兼一郎
(後半41分-MF17:石井俊也)
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF14:中払大介
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
(後半20分-FW20:林丈統)
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
(後半22分-FW30:松田正俊)

柱谷幸一コーチ(京都)
「一瞬の隙っていうか、まだやはりアラートじゃない部分で失点したのが大きいと思います。
ただきょうは、本当に選手たちが最後まであきらめないでボールに向かってプレイしてくれたことが、結果につながったんじゃないかと思います。
乱打戦?
ぼくも10何年サッカーをやってきてますから、こういう点の取り合いは経験があります。
お互い、アビスパもサンガも点を取りに行くという、そういう強い意識で来たことがこのスコアになったのではないでしょうか」

川勝 “鉄拳” 良一コーチ(福岡)
「相手が攻撃のとき、変則の3-5-2になることはわかっていた。
前半途中に選手たちは伝えたのだが…」

福岡までおつかれさまです稲盛和夫スーペル名誉会長
「草野球の乱打戦だよ。
フフフ、勝ってくれたからいいけど(苦笑)」

たがい、制服のスカートの丈を詰めたりせず、髪も黒くてみつあみで。
そんな優等生の2人だったのに。
都会に出て、いろんなことがあって、半年。
黒髪から金髪へ、ファッションもイケイケのギャルになってしまいました!

と、そんな感じの一戦でしたでしょうか。
昨季、J2時代の両チームでは考えられない、撃ち合い。
モーレツしごき教室的馬鹿ゲームでした。
現地で見ていて、喜んで悲しんで…とスタジアムの空気が入れ替わりまくり。
「もう誰も愛さない」「あなただけ見えない」、アベク制作のジェットコースタードラマかよと思いました!
…ハイ、年寄りしかわからんネタですみません。

なんたって、両軍あわせて9得点ですから。
とにかく見ていて、打ち出の小槌のようにシュートが決まる決まる。
んで、どのチームともすばらしかった。
斜めないところからの一発あり、ミドルあり、オーバーヘッドあり。
とくに、パウの直接FK!
遠いゴール裏から見てても、その弾道がいまも目に焼きつくほどすごかったです。
時間的にも、リードされてハーフタイムか~、やばいなぁと思ってたときの同点弾でしたし。

しかーし。
裏を返せば、両チームの守備が甘甘、トゥースウィートだったのもたしかなわけです。
京都は、2試合連続4失点というプロにあるまじき体たらく。
一方の福岡は、松田監督時代に見られた「前線からの組織的プレス」がまるでなし。
おたがい、サイドチェンジを一回入れるだけでかんたんに1対1の状況にしてしまうんだから、そりゃもう9点も入るじゃないかな、と。
大志がキレキレだったのも、福岡のアレックス&藪田の左サイドの守備に問題があったからだしー。

そんなんでまぁ、勝ち点3はうれしいけれどどこか喜びきれなかった部分もあります。
守備、守備。
守備なんとかしないと。

遠路はるばる福岡までいらしてた名誉会長、ここは松田浩さんを守備コーチに招くとかはどうっすか!?
※追記:と思ったら、翌日曜日付けで神戸のヘッドコーチになられました。

※追記の追記
ビデオ中継見ました。
後半、至近距離からのシュート(3本ほど)をはじきまくる平井さん!
そして、オーバーヘッドでの失点を許したときの、飛び出し遅れすぎな平井さん!
まさに平井版「天使と悪魔」といった感じで、ある意味マンオブザマッチ。

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3件のコメント

  1. パウ 3点目は ドライブですか? すげー落ちてましたけど、、
    途中から 「勝っても 負けても 両チーム残留難しそうだなー」と思って 観てました。

    非常に監督コメントが楽観的なのは、プレス用なんでしょうか?
    これで 監督と今期は心中ですね。
    名誉会長、、、 尊敬します。

  2. >遠路はるばる福岡までいらしてた名誉会長、ここは松田浩さんを守備コーチに招くとかはどうっすか!?

    残念ながら・・・
    つ ttp://www.kobe-np.co.jp/kobenews/sp/0000093029.shtml

  3. >toshiさん
    パウFKは急激に曲がりながらホップした感じでした。
    ホベルト・カルロスのようなアンビリーバブルな軌道だったと思いました。
    じつは、岡田主審が細かいこと言って、FK蹴り直しになってからの「2度目の正直」だったんですけど…。

    2点目は、ミドルかと思ったらゴールリプレイだとDFに当たってたっぽいですね。

    >名無しさん
    福岡から帰ってから知りまして、あまりにタイムリーでびっくり。

    甲府、広島も落ちてきましたからねー。
    守備さえ再構築されれば、まだ生き残れると思っていたりします(こっそりと)。
    前田秀樹さん(京都出身)に兼任してもらって、「水戸ナチオ」精神を導入してもらいましょうか。

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