雨の西京極なら無敵なんです
京都パープルサンガ2-1清水エスパルス
◇日時:2006年7月23日(日)19時04分キックオフ
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(9005人)
◇主審:東城穣 “TJミノル”
後半36分【京都】アンドレ・ピント・カンダカン(左足←中払の頭←米田のクロス)
後半40分【清水】久保山由清(左足)
※後半44分【京都】アンドレ・ピント・カンダカンPK大失敗
後半44分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(左足←手島が触って←CK:加藤)
■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF19:登尾顕徳
DF32:手島和希
DF7:児玉新
DF6:三上卓哉
(後半43分-DF22:渡邉大剛)
MF18:米田兼一郎
MF16:斉藤大介
MF27:加藤大志
MF3:ジュリオ・セザール・ピニェイロ・ガルシア
(後半18分-MF14:中払大介)
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW9:アンドレ・ピント・カンダカン
(後半44分-MF17:石井俊也)
■清水エスパルス(4-2-2-2)
GK21:西部洋平
DF25:市川大祐
DF26:青山直晃
DF4:高木和道
DF3:山西尊裕
(後半44分-MF6:杉山浩太)
MF7:伊東輝悦
MF16:枝村匠馬
MF13:兵働昭弘
MF10:藤本淳吾
(後半18分-FW15:久保山由清)
FW17:マルコス・ゴメス・デ・アラウージョ “マルキーニョス”
FW18:チョ・ジェジン
(後半30分-FW9:矢島卓郎)
アンドレ・ピント・カンダカン選手(京都)
「たしかに京都は厳しい位置にいるが、その状況はかならず変わる。
そのためにわたしたちはここにやってきたんだから。
2試合連続得点?
FWとしての結果を残せて満足している。
PKは外してしまったが、フットボールでは起こりうることだからやむをえない。
こうしてチームが勝てたことが大事なんだよ」
勝ったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
あはゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
いひぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
うへぃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
ばんざぁーい、うぉっしゃこらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
…はっ、すみません、喜びのあまり家を出て400mぐらい猛ダッシュしてました。
気を取り直して、よかったよかったよかったよぉー。
なんてったって、勝ち方がいいじゃないですか。
劇的劇的!
このあと波に乗れそうな、単なる1勝以上の価値があるゲームだったと思います。
正直、後半40分に追いつかれたときは
「ま た こ の 流 れ か」
と思いましたですよ。
けど、落ち込まずにあきらめずに攻めていった姿勢がすばらしかった。
そして、約3分後にCKから清水・高木のハンドでPKゲッツ。
よっし、勝った!と思ったら、これをアンドレ大先生がまさかのミス。
天国から地獄(BGM:♪チャラリ〜ン、チャラチャラチャラチャラ〜)。
ところが、直後のCKでパウが気合いの逆転弾!
地獄から一転パラダイス!
おれがあきらめかけてたのに、選手たちはあきらめてなかった。
やっと見せてくれたよ、メンタルの強さを。
うれしいなぁ。
そのメンタルの面でチームを引っ張ってくれたのは、アンドレ&パウリーニョの2トップだったことに異論はないと思います。
ワシのように高く飛び、ロングボールをわがものにしていたアンドレ。
放り込んだら何かが起こりそうな、そんな予感に満ちあふれてました。
一方、ヒョウのように敏捷に動き回り、好守に活躍していたパウリーニョ。
もうすこし決定力を高めてほしい気もしますが!
けれど、お互いゴールも決めたし、完璧でっす!
んで、もうひとりの外国人、ピニェイロはまずまずの出来。
左サイドから右の大志に送るロングパスに精度があっていい感じ。
いままでは斉藤しかミドルパスの送り手がいなかったなかで、さらなる起点になれそうな雰囲気があります。
意外や、守備力も高かったですし。
守備といえば、角田急遽欠場の影響でセンターバックコンビを組んだ手島&児玉が体を張ってがんばってた!
久保山の同点弾も、児玉が足を伸ばしてたんだけどねー。
えー、ほめてばかりなので、苦言も少し。
やっぱ、まだ中盤のプレス・守備に課題アリ。
相手をかんたんにシュートまで行かせるシーンが散見されました。
とくに右サイド、大志が高く位置を取るのに登尾が深いので、2人のスペースを何度も突かれていたのではないかと。
あと、真ん中の米田・斉藤がきょうは不調。
2人が連携してボールを奪う場面が少なかったし、パスミスも多かった。
ここ、次の試合までになんとかしてほしいところです。
とはいえ、やっぱり勝利はめでたい!
それも4月以来、3ヶ月ぶりですからねぇ。
1勝だけでこんなに喜んでいちゃぁ、残留したときには喜びすぎで死にかねませんけど(苦笑)。
いや、でも、やっぱり、もう一回喜んどくぜ!
ばんざぁーい、うぉっしゃこらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁヽ(`Д´)ノ!
※追記
■京都112日ぶり星で自動降格圏脱出/J1 – Jリーグ関西ニュース : nikkansports.com
「フェアプレーとかいいねん。勝ってからいおうや。削ってでもいけや」。前節甲府戦後の控室。ある選手の怒号が響いた。10人相手の甲府に1-3と惨敗した。コーチ陣から「プロとして恥ずかしくないのか」と厳しい声が飛んだ。サポーターは選手バスに向け「にやにや笑うな」と怒りをぶつけた。チームが分裂する火種がくすぶっていた。
その翌日、柱谷監督は選手を集めて言った。「周囲にやる気があるか、といわれる試合は絶対にダメだ。結果の責任は私が取る。だが監督を自分から辞めることが責任を取ることじゃない。私は最後まで逃げないし、あきらめない。だから皆もそうしてくれ」。清水戦までの3日間、選手会議がひんぱんに行われた。主将のMF中払は「これまでは発言する選手が限られていた。でもすごくショックな負け方で、今回は全員が意見を出せた」。
お帰りなさい!・・(挨拶遅いっすか?(笑))
昨日は久しぶりにG裏で見ましたがアンドレとパウリの気迫が凄かったです。
アンドレは試合前のボール投げ入れの時から両手を挙げてサポを煽ってるし、
パウリはゴール後のパフォの顔を見ていただければ・・・。
二人とも練習では穏やかなタイプやからビックリです(笑)。
追記の記事・・この時期に話し合いして良かったと思います。
いつもならこの手の話はリーグ終盤に出てくるでしょう。今なら間に合いますからね。
前節甲府戦の敗戦が良いカンフル剤になってくれれば・・、
あの負けが災い転じて福となってくれれば・・ええんちゃいますかね。
いえいえご挨拶ありがとうございます。
アンドレとパウ、お互いの気迫がお互いを刺激したって感じで、よかったです。
でも、練習ではおとなしいんですね〜。
ツンデレみたいなもん?(違)
あとは「ある選手」もGJ。
「フェアプレイ遵守」の柱谷イズムはどこいったんだ、という突っ込みもあるでしょうが、球際に厳しくいった結果のファウルはやむをえない面もありますからね。
角田が帰ってきてよかったです。