【2006FIFAワールドカップMatch60:Quarter-finals】ブラジル0-1フランス

◇Match60
ブラジウ(ブラジル)0-1フランス
57分【フランス】ティエリ・ダニエル・アンリ(右足←FK:ジダン)

■ブラジウ(ブラジル)(4-2-2-2)
GK1:ネルソン・デ・ジェスス・シウヴァ “ヂダ”
DF2:マルコス・エヴァンゲリスタ・デ・モラエス “カフー”
(76分-DF13:シチェーロ・ジョアン・デ・チェーザレ “シシーニョ”)
DF3:ルシマール・ダ・シウヴァ・フェレイラ “ルシオ”
DF4:ファン・シウヴェイラ・ドス・サントス
DF6:ホベルト・カルロス・ダ・シウヴァ
MF17:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF11:ジョゼ・ホベルト・ダ・シウヴァ・ジュニオール “ゼ・ホベルト”
MF19:アントニオ・アウグスト・ヒベイロ・ヘイス・ジュニオール “ジュニーニョ・ ペルナンブカーノ(ペルナンブッコ州の人)”
(63分-FW7:アドリアーノ・レイテ・ヒベイロ)
MF8:ヒカルド・イゼクソン・ドス・サントス・レイテ “カカー”
(79分-FW23:ホブソン・デ・ソウザ “ホビーニョ”)
FW10:ホナウド・デ・アジス・モレイラ “ホナウヂーニョ”
FW9:ホナウド・ルイス・ナザリオ・デ・リマ

■フランス(4-2-3-1)
GK16:ファビアン・アラン・バルテズ
DF19:ウィリ・サニョル
DF15:リリアン・ユリアン・テュラム
DF5:ウィリアム・ギャラス
DF3:エリック・アビダル
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF6:クロード・マケレレ
MF22:フランク・リベリ
(77分-FW9:シドニー・ゴヴ)
MF10:ジネディーヌ・ヤジド・ジダン
MF7:フローラン・マルゥダ
(81分-FW11:シルヴァン・ウィルトール)
FW12:ティエリ・ダニエル・アンリ
(86分-FW14:ルイ・ローラン・サハ)

試合採点:7.5
ブラジル、敗れる!
連覇ならず!
フランス大会決勝でフランスに負けて以来の敗北!

敗因は、やっぱホナウヂーニョの前線での起用。
これに尽きるのではないかと。
「勝ってるときはチームをいじらない」
原則に背いてまで、アドリアーノを外した。
ジュニーニョ・ ペルナンブカーノを先発に使った。
その意図はいったいなんだったのだろうか。
謎。

で、ホナウヂーニョにボールが渡らなかったブラジル。
いまいちリズムが掴めなかったブラジル。

それにたいして、フランスはジダンが絶妙のポジションどりで「ため」をつくる。
マルセイユ・ルーレット見せたり、この日のジダンは最高だった。
完璧フリーキックで決勝点もアシスト。

そして、フランスの中盤以降の守備もすばらしかった。
とくに、リベリは攻守に走りまくり。
ホナウヂーニョほかの個人技をほとんど許さなかったし。
あのブラジルが枠内シュート1って…。

しっかし、絶不調でスタートしたフランスがここまで勝ち上がるとは。
まさかまさかの展開。
これで、南米勢が消え、ベスト4はヨーロッパ勢で占められることになった。

ブラジルはフランスに相性が悪い。
ヨーロッパ大陸で行なわれる大会では、南米国は弱い。
ワールドカップのジンクスは、やっぱり存在したみたいです。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

フランス代表“理不尽”と“納得”のストーリー(2)

フランク・リベリ(マルセイユ)は苦労人である。失業率60%という北フランスの貧しい地域に生まれ、たった2歳で悲劇に見舞われた。父の運転する車が交通事故に遭い、同乗していた幼いリベリの顔の上でフロントガラスが爆発、額から右頬を伝う大きな傷ができてしまったのである。このために彼はいじめられた。

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