◇Match56
スペイン1-3フランス
28分【スペイン】ダヴィー・ヴィジャ・サンチェス(PK:右足)
41分【フランス】フランク・リベリ(左足←ヴィエラのスルーパス)
83分【フランス】パトリック・ヴィエラ(ヘッド←シャビ・アロンソの頭←FK:ジダン)
92+分【フランス】ジネディーヌ・ヤジド・ジダン(右足←ウィルトール)
■スペイン(4-1-2-1-2)
GK1:イケル・カシージャス・フェルナンデス
DF15:セルヒオ・ラモス・ガルシア
DF22:パブロ・イバニェス・テバル
DF5:カルレス・プジョル・サフォルカダ
DF3:マリアノ・アンドレス・ペルニア
MF14:シャビエル・アロンソ・オラーノ “シャビ・アロンソ”
MF18:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF8:シャヴィエル・エルナンデス・クレウス “シャヴィ”
(72分-MF16:マルコス・アントニオ・セナ・ダ・シウヴァ)
MF7:ラウール・ゴンサーレス・ブランコ
(54分-MF11:ルイス・ハヴィエル・ガルシア・サンス)
FW21:ダヴィー・ヴィジャ・サンチェス
(54分-MF17:ホアクィン・サンチェス・ロドリゲス)
FW9:フェルナンド・ホセ・トーレス・サンス
■フランス(4-2-3-1)
GK16:ファビアン・アラン・バルテズ
DF19:ウィリ・サニョル
DF15:リリアン・ユリアン・テュラム
DF5:ウィリアム・ギャラス
DF3:エリック・アビダル
MF4:パトリック・ヴィエラ
MF6:クロード・マケレレ
MF22:フランク・リベリ
MF10:ジネディーヌ・ヤジド・ジダン
MF7:フローラン・マルゥダ
(74分-FW9:シドニー・ゴヴ)
FW12:ティエリ・ダニエル・アンリ
(88分-FW11:シルヴァン・ウィルトール)
試合採点:7
ジダン、( ;∀;) イイ笑顔ダナー。
Round of 16のベストマッチだと言いたいこのゲーム。
グループリーグではあれだけよかったスペインの攻撃陣だけど、やはりフランスの守備は堅かった。
フェルナンド・トーレス、ヴィジャの突破はほぼ押さえられてしまった。
トップ下のラウールは、マケレレとヴィエラがスペースを埋められ、仕事場なし。
ややラッキーなPKで先制するも、魅惑のアタックは影を潜めてしまう。
たいするフランスは、アンリをオフサイドポジションに残して別の選手が飛び出す、というカタチで再三決定機をつくりだす。
リベリの同点弾もこのカタチ。
コレ、作戦でやってたんですかねぇー。
1-1になってからは、互いが中盤激しく好守が激しく入れ替わり、かといってダーティなファウルは少ない、すばらしい展開。
とはいえ、両国とも守備意識は高く、なかなか点数が入る気配がしなかった。
で、やっぱり「サッカーの法則」どおり、さいごはセットプレイで決着。
そのFKを取られたプジョルのファウルは、ちょっと可哀想かなという気もしつつ。
直前にあった、スペインのアラゴネス・コーチの「ファッキン!」な抗議で、主審の心証を悪くしていたのかもしれない。
ということで、不調だったフランスがちょっと息を吹き返してきたんじゃないか、と思ったのだった。
その牽引役はリベリ。
ドリブルはきれきれだし、守備では自陣深くまで戻ってくるし、すんげぇ運動力だった。
そして、ジダンのロスタイムでのゴールも完璧すぎる。
今大会を最後に引退するなんて…。
とりあえず、ジダンの「終わらない夏」はまだ続く。