◇Match 17 Group A
ジャーマニー(ドイツ)1-0ポーランド
91分【ジャーマニー】オリヴァー・ニュヴィル(右足←オドンコル)
■ジャーマニー(ドイツ)(4-1-3-2)
GK1:イェンス・レーマン
DF3:アルネ・フリードリヒ
(64分-MF22:ダヴィト・オドンコル)
DF17:ペル・メルテザッカ
DF21:クリストフ・メッツェルダ
DF16:フィリップ・ラーム
MF8:トルシュテン・フリングス
MF19:ベルント・シュナイダ
MF13:ミヒャエル・バラック
MF7:バシュティアン・シュウァインシュタイガ
(71分-MF18:ティム・ボロヴスキ)
FW20:ルーカス・ポドルスキ
(71分-FW10:オリヴァー・ニュヴィル)
FW11:ミロスラフ・クローゼ
■ポーランド(4-2-2-2)
GK1:アルトゥル・ボルク
DF4:マルティン・バシュツィンスキ
DF19:バルトシュ・ボサツキ
DF6:ヤセク・ボンク
DF14:ミハル・ゼヴラコフ
(83分-DF17:ダリウシュ・ドゥドカ)
MF16:アルカディウシュ・ラドムスキ
MF7:ラドスラフ・ソボレヴスキ(75分-警告*2=退場)
MF15:エウゼビウシュ・スモラレク “エビちゃん”
MF8:ヤセク・クズィヌウェク
(77分-DF18:マリウシュ・レウァンドウスキ)
FW21:イレニュシュ・イェレン
(91分-FW23:パヴェル・ブロゼェク)
FW9:マチェイ・ズラウスキ
試合採点:7.5
敗れれば、決勝トーナメント進出が「はい、それまーでーよ♪」確実なポーランドは、2トップに布陣変更。
ラインを上げて、中盤をコンパクトにして、ショートカウンターを狙う作戦を採ってきた。
負けじとドイツも、バラックが戻ってきたせいもあってか、前線からのプレスがきびし〜いっ。
おかげで、狭い中盤でお互いがつぶし合う展開に。
ただ、やっぱり「個の能力」でドイツに分があった。
ポーランドはなかなかシュートまでもってイケない、イカせてもらえない。
対照的に、ドイツはサイドバックの攻め上がりで、何度もチャンス到来!バービーボーイズ。
…も、その決定機にシュートミス&相手GKの好守があって、点が入らなーい。
後半途中から、ドイツは選手交代でラッシュをかける。
ポーランドは75分に退場者を出してしまった。
これで、攻めるドイツ、耐えるポーランド——「SとM」「花と蛇」な構図がハッキリ。
ドイツが、ビシバシ鞭のようにシュートを打つ!
ゴール前に緊縛されたポーランド守備陣は、体を張って耐える!
おれの先輩筋にあたるところの杉本彩さんも、これを見ればきっと大コーフンですよ。
90分には、この日キレキレだったラームのクロスからクローゼのヘッドがバー、はね返ったところをバラックのシュートもバー。
ドイツ国民が「いや〜ん、バーか〜ん!」と叫んだに違いない。
で、このまんまドローかなぁ…と思ったところで、ニュヴィルがスライディングボレー炸裂!
ポーランドにはもう1点を返すチカラも精神力もなく、ガックリ力つきたM奴隷という感じになってしまったのだった。
いやぁー、劇的劇的。
きょうの「3本だて」はどの試合も見どころたっぷり、大会始まっていちばんいい日だな。