【2006FIFAワールドカップMatch06】セルビア・アンド・モンテネグロ0-1オランダ

◇Match 6 Group C
セルビア・アンド・モンテネグロ0-1ネーデルラント(オランダ)
18分【ネーデルラント】アルイェン・ロッベン(左足←ファン・ペルシィ)

■セルビア・アンド・モンテネグロ(4-2-2-2)
GK1:ドラゴスラフ・イェヴリッチ
DF14:ネナド・ジョルジェヴィッチ
(43分-MF7:オグニェン・コロマン)
DF6:ゴラン・ガヴランチッチ
DF20:ムラデン・クルスタイッチ
DF3:イヴィツァ・ドラグティノヴィッチ
MF17:アルベルト・ナジィ
MF4:イゴール・ドゥリャイ
MF10:デヤン・スタンコヴィッチ
MF11:プレドラグ・ジョルジェヴィッチ
FW8:マテヤ・ケジュマン
(67分-FW21:ダニイェル・リュボヤ)
FW9:サヴォ・ミロセヴィッチ
(46分-FW19:ニコラ・ジギッチ)

■ネーデルラント(オランダ)(4-1-2-3)
GK1:エドヴィン・ファン・デル・サール
DF14:ヨニー・ヘイティンハ
DF13:アンドレ・オーイェー
DF4:ヨリス・ダニー・マタイセン
(86分-DF3:ハリド・バウラルーズ)
DF5:ジョヴァンニ・ファン・ブロンクホルスト
MF22:ヴェズレイ・スネイダー
MF18:マルク・ファン・ボメル
(60分-MF6:デニー・ランザート)
MF8:フィリップ・コク
FW17:ロビン・ファン・ペルシィ
FW9:リュート・ファン・ニステルローイ
(69分-FW7:ディレク・カイト)
FW11:アルイェン・ロッベン

試合採点:6
欧州予選7組、10試合で1失点。
鬼瓦のような堅さを誇るセルモンの守備をいかにオランダが破るか?——が見どころだったこのゲーム。

セルモンは守備ラインを深〜く設定。
相手のウイングに、スペースを与えないよう心がけていた。
さらに、プレスを始めるのもセンターサークル付近から。
ここから奪って早い攻撃をしようという狙い。

そのセルモンのカウンター戦術のお株を奪うように、オランダが先制したっつのーのが、なんとも皮肉なところ。
ディフェンスラインから縦にファン・ペルシィ。
これをダイレクトで裏に送って…。
ロッベンがラインから抜け出した。
そして、キーパーの脇を抜いてきっちりゴール。

その後も、オランダはロッベンにボールを集めて、つーか、ロッベンがコネコネしまくって、リズムをつくろうとする。
セルモンは早くも43分に、ロッベンと対峙していたマタイセンを下げ、右サイドMFのコロマンを投入。
中盤のドゥリャイを右サイドバックに、ジョルジェヴィッチをボランチに、スタンコヴィッチを左に回すフォーメーションチェンジ。

で、後半開始から、前線に2メートルの巨人・ジギッチを投入。
さらに、プレスをかける位置をやや前にして、逆襲を狙う。

たいするオランダは、ロッベンが右に左に回ってシュートを打つのが目立ったくらい。
暑さもあってか運動量が低下し、相手にペースを握られる。
しかし、セルモンも最後を決めきる力がなく、結局1-0でゲーム終了。

オランダは魅惑の攻撃が影をひそめ、ただただロッベンのドリブルだけがめだっていたのだった。

※参考
マッチレポート:FIFAworldcup.com

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