ACミランを「家庭の事情」で退団するアンドレイ・シェヴチェンコ選手が、移籍金推定3000万ポンド(約60億円・実額は未公表)でチェルシーに移籍。
この金額は、リオ・ファーディナンド選手がリーズからマンUに移ったときの3000万ポンドと並び、プレミアリーグでの移籍金レコード。
また、チェルシーとしても、昨年エシェン選手をリヨンから獲得した際に支払った2450万ポンドを超えてクラブレコードとなる。
ジョゼ・マリオ・ドス・サントス・ モウリーニョ・ フェリックス・コーチ(チェルシー)
「夢が現実となった日だ。
今だから明かすが、アンドレイはわたしがチェルシーに着てからもっとも欲しかった選手だったんだ。
才能はもちろん、情熱、規律、戦術理解、得点能力…あらゆるものを兼ね備えているんだから。
彼と何を話すかって?
いや、何も話すことはない。
わたしも含めて、誰もが彼について知っている。
なんの努力もなく、着の身着のままでチェルシーのシステムに順応できるに違いないよ。
しかし、彼のような選手がメガクラブのミランを離れてチェルシーに着てくれたということは、チェルシーのステイタスをぐっと上がったってことじゃないかね?
いずれにしても、真のチャンピオンであるアンドレイ・シェヴチェンコという選手がチェルシーというチャンピオンチームに加入したということだ。
すでに何人かの選手と話したが、みんな彼とプレイできることを楽しみにしているよ。
類は友を呼ぶ、偉大な選手は偉大な選手たちとプレイしたがる——ということさ」