最後のハイバリー@ヨーロッパ
アーセナル1-0ヴィジャレアル
◇日時:4月19日(水)20.45KO(日本時間翌3.45)
41分【アーセナル】ハビブ・コロ・トゥーレ(右足←フレブ)
■アーセナル(4-3-2-1)
GK1:イェンス・レーマン
DF27:エマヌエル・エブエ
DF28:ハビブ・コロ・トゥーレ
DF20:フィリップ・センデロス
DF16:マシュー・フラミーニ
MF19:ジウベルト・アパレシド・ダ・シウヴァ
MF15:フランセスク・ファブレガス・ソレール “セスク”
MF7:ロベール・ピレス
MF13:アレクサンドル・フレブ
(80分-FW10:デニス・ニコラス・ベルカンプ)
MF8:カール・フレデリク・リュングベリ
(81分-FW11:ロビン・ファン・ペルシィ)
FW14:ティエリ・ダニエル・アンリ
■ヴィジャレアル(4-3-1-2)
GK25:マリアノ・ダミアン・バルボサ
DF17:ハヴィエル・ロドリゲス・ヴェンタ “ハヴィ・ヴェンタ”
DF4:セサール・アルソ・アンポスタ
DF16:エンリケ・アルヴァレス・サンファン “キケ・アルヴァレス”
DF3:ロドリフォ・マルティン・アルアバレナ
MF19:マルコス・アントニオ・センナ・ダ・シウヴァ “マルコス・セナ”
MF18:アレッシオ・タッキナルディ
MF12:ファン・パブロ・ソリン
(72分-MF6:ホセ・ホアキン・モレノ・ベルドゥ “ホシコ”)
MF8:ファン・ロマン・リケルメ
FW23:ホセ・マリ・ロメロ・ガルシア・ポジョン “ホセ・マリ”
(55分-FW99:ギジェルモ・ルイス・フランコ “ギジェ”)
FW5:ディエゴ・マルティン・フォルラン・コラソ
(90+4分-FW11:ハヴィエル・カジェハ・レヴィージャ)
アルセーヌ・ヴェンゲル・コーチ(アーセナル)
「ビジャレアルは難敵だった。
守備も堅いし、カウンターへの対処もばっちりだ。
とくに中盤でのプレスには舌を巻いたよ。
もう1点取っておくべきだった?
いや、逆にスキをつかれて点を取られれば、おしまいじゃないか。
無失点で押さえながら、なおかつ攻撃するという任務をバランスよくやる必要があったんだ。
それに、連戦の疲れもあってか少し運動量が落ちてしまったこともある。
だから、1-0というスコアは悪いものじゃないよ。
次の試合、スペインではアウェイだからといって守り倒すことはない。
自分たちのフットボールをお見せしたいと思う」
マヌエル・ルイス・ペッレグリーニ・リパモンティ・コーチ(ヴィジャレアル)
「今夜は最高、ではなかったが、悪くない結果だ。
確かにアーセナルはいい戦いをしたけれど、われわれもボールを奪ったらもう少し狡猾にプレイしてチャンスをつくるべきだった。
だが、まだ勝負は終わっていない。
ホームでは、勝ちあがるために求められる結果が出せると確信しているよ」
アレッシオ・タッキナルディ選手(ヴィジャレアル)
「ヴィジャレアルはまだ生き残っている。
1-0ならばまだなにがどうなるか、まったくわからないよ。
たしかにアーセナルは戦いにくい相手だった。
アンリだけを前線に残して、あとは全員で守って、全員で早い攻撃を仕掛けてくる。
とにかく次のホームの試合にすべてがかかっている。
きっと、スタジアムに集まったファンが後押ししてくれるだろう。
ぼくは出場停止だけれど、チームのみんなが決勝進出というプレゼントをしてくれると信じている。
でも、あのタックルは警告を受けるほどのものとは思えなかった。
きょうの主審はおかしいよ」
白髪まじりのナイスミドル監督対決は、ヴェンゲルさんがペジェさんに勝利。
試合展開としては、前半圧倒していたアーセナルが後半、運動量ががっくり落ちた。
逆にヴィジャレアルはリケルメにボールを集めて、キープする時間が増えていく。
とはいえ、あまり攻撃に人数をかけないため、決定的な場面にはつながらなかった。
逆に、アーセナルはアンリが個人技で突破、またFKからの超人的なヘッドで折り返すなどで決定機をつくるも、相手守備陣に体を張って守りきられる。
ということで、アウェイのヴィジャレアルとしては許容範囲内の0-1で第2戦へ。