村上さんはいい主審
京都パープルサンガ2-2サンフレッチェ広島
◇日時:2006年3月21日(火)19時00分KO
◇会場:京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場(5556人)
◇主審:村上伸次
前半3分【京都】斉藤大介(右足←大久保)
後半43分【広島】佐藤寿人(左足←ベット)
後半2分【広島】佐藤寿人(左足←リ)
後半31分【京都】林丈統(右足←美尾バックヒールアタック)
■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF2:鈴木悟
DF3:ヒカルド・カヴァルカンテ・ヒベイロ “リカルド””復讐”
DF7:児玉新
MF18:米田兼一郎
(後半24分-FW20:林丈統)
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半22分-MF22:渡邉大剛)
MF8:美尾敦
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半15分-FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”)
+++++
GK25:上野秀章
DF4:鈴木和裕
DF5:鷲田雅一
MF17:石井俊也
■サンフレッチェ広島(4-3-1-2)
GK1:下田崇(後半49分-一発退場)
DF5:駒野友一
DF3:小村徳男(→GK)
DF18:吉弘充志
DF17:服部公太
MF16:リ・ハンジェ
(後半35分-MF7:森崎浩司)
MF14:戸田和幸
MF6:ジョベルト・アラウージョ・マルティンス “ベット”
MF20:大木勉
(後半20分-MF25:高柳一誠)
FW9:上野優作”復讐”
(後半9分-FW10:ウェズレイ・ハイムンド・ペレイラ・ダ・シウバ “ピチブー”)
FW11:佐藤寿人
+++++
GK21:木寺浩一
DF19:盛田剛平 “モリツァ”
MF23:青山敏弘
MF32:桑田慎一朗
柱谷幸一コーチ(京都)
「前節の磐田戦と同様、非常に攻守のバランスがよかった、よいゲームをやれたと思います。
立ち上がりに今季はじめて先制点が取れて、いいゲーム運びができていました。
ですが、逆に前半の終了5分前に守備の準備のまずさから佐藤選手をフリーにしてしまいました。
2失点とも危険な時間帯でのもので、やはり集中力を保ち、アラートしておかなければなりませんでした。
一瞬でも集中が切れるとJ1のチームは確実に点をつなげてくる、危険だなと実感しましたね。
好材料は、追いついてくれたことだと思います。
選手たちは前がかりに積極的にプレーしてくれました。
多少リスクはありましたけれども、3点目が取れる可能性もあるようなゲームをやれたと思います。
これはわれわれにとって自信にもなるし、次のゲームにつながるのではないかと思います」
ロスタイムは4分の表示だった(@NHK衛星第一)。
その4分台、おそらくラスト・ワン・プレイ。
前線への蹴り出されたボールに、アレモンがディフェンダー2人の間をするーりウナギイヌのように抜け出し決定機だっ!
と思ったら、下田がエリア外に飛び出して「えーい!」とジャンピングボディアタッ~ク!
ま、ヘッドでボール触ってりゃ別だったんでしょうが、はいはい退場退場。
怒ってもダメなもんはダメ。
で、広島はもう3人選手代えちゃってて、「しょーがない俺がやるか」とベテラン・小村がキーパーに名乗りをあげました。
ゴール正面約20m、直接FK。
枠内にボールとばせば、ほらキーパーは急増ですしこりゃ1点もの!
初勝利もらった!?
…
なのにパウリさんが壁に当てちゃって、ここでタイムアップップ。
きっとこの直前、カウンターから「なんで君がオーバーラップしてるの?」なリカルドのクロスに突っ込んだとき、体の強く打ったんで、その影響でしょ、きっと。
きっと、ね…。
なわけで、最後だけは盛り上がったきょうの一戦。
ですが、試合内容はけっこうお寒かった気がします。
広島は、攻めがアーリークロスかウラへの蹴り出しばっかだし。
たいする京都も、ディフェンスラインからのボールがけっこうアバウトなロングキックばっかりでリズムをつかめない。
両チームとも、自分たちの時間帯はボールつなげるんだけれど、そうじゃないときはボールに触る気配すらない。
攻守がはっきり分かれた時間の多いゲームでした。
そして、きょうの京都はとにかくミスが多すぎ、大杉。
2失点めは、まぁ…大久保のクリアし損ないだし。
あと右サイドで大久保、星、ダイゴともに胸トラップ、脚トラップにミス多発してたのが目立ちました。
これじゃ、ワンガリ・マータイさんも「モッタイナイ!」連発ですよ!
そんな中でも、「なんでファンサカ非開催日に決めるんですか!」な斉藤の胸トラップ→美シュート。
さらに、児玉のクロスを美尾が前に倒れながら後ろ足でフリックさせて林がズドン!
得点自体はとってもきれいで、何度でも何度でも見たくなる感じだった。
児玉は個人的にはきょうのMVPね。
あと、田原のポストも冴えまくり。
「上野先輩、ポストプレイーはこうやるんでっせ」
といわんばかりに、体躯を生かして前線の起点になってくれてました。
きょうの主審が田原へのチェックにたいしてよくファウルを取ってくれた、という要因もあるんですけど。
そんな感じで、2連敗後2引き分けと、だいぶJ1の水にもなじんできたのか京都サンガ。
そろそろほしいぜ初白星。
つか、●●△△と来たから、次は論理的にいって○じゃなくね?
さぁ休む間もなく週末、日曜日開催は16時から味スタでFC東京戦です。
横酷なみに見づらいスタジアムですが、わたくしも観戦させていただきます。
ゆずちゃん、しおちゃんにギャフン!といわせてやってくださいネ!
■[ J’s GOAL ]フォトニュース
「も・に・わ」のポーズでカシャ。増嶋選手をきっかけにソシオになり、今は茂庭と塩田が好きというシブイゆずちゃん(右)に対し、しおちゃん(左)は誘われての初観戦。こうやってサポータの輪は広がっていくのだろう。