ずぶ濡れの勝ち点1
ジュビロ磐田1-1京都パープルサンガ
◇日時:2006年3月18日(土)14時03分KO
◇会場:静岡県磐田市飯田産業ヤマハスタジアム(1万0560人)
◇主審:穴沢努 “アナザーさん”
後半9分【磐田】西紀寛(右足←村井)
後半44分【京都】パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”(右足←林)
■ジュビロ磐田(4-2-3-1)
GK1:川口能活
DF2:鈴木秀人
DF8:菊地直哉
DF20:キム・ジンキュ
DF6:服部年宏
MF25:ファブリシオ・デ・ソウザ
MF23:福西崇史
(後半37分-MF28:船谷圭祐)
MF11:西紀寛
(後半32分-FW19:藤井貴)
MF7:名波浩
(後半44分-MF10:成岡翔)
MF14:村井慎二
FW22:カレン・ロバート
■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK1:平井直人
DF23:大久保裕樹
DF2:鈴木悟
DF3:ヒカルド・カヴァルカンテ・ヒベイロ “リカルド”
DF7:児玉新
MF18:米田兼一郎
(後半39分-FW20:林丈統)
MF16:斉藤大介
MF11:星大輔
(後半18分-MF22:渡邉大剛)
MF8:美尾敦
FW10:パウロ・アントニオ・デ・オリヴェイラ “パウリーニョ”
FW31:田原豊
(後半27分-FW9:カルロス・アドリアーノ・デ・ジョス・ソアレス “アレモン”)
だって夜から雨だって聞いてたんですよ。
ところが、試合開始直前から雨がポツポツ、そして試合開始とともにザーッ。
気温は11.6℃あったらしいんですけれど、濡れねずみだし風も強いし、震えながら観戦してましたよ。
ロスタイムのパウゴールにはもっと震えたんですけどね!!
というわけで、昇格後初の勝ち点はアウェイの磐田でゲット。
喜ばしいんですが、喜び半分・悲しみ半分といったところ。
勝てたよなぁ、このゲーム。
とにかく磐田が恐ろしいほどに劣化してました。
ディフェンスがボールを奪うと一度スローダウン。
パスは味方の足下ばかり。
トップでカレンが孤立。
横浜や川崎のように、ウラへの動きや、ボール保持者を追い越す無駄走りがあまり見られないんだな、これが。
そりゃあ、守りやすいですわ。
もちろん京都の守備陣、がんばってました。
カレンの1トップということで、安心して(!?)ディフェンスラインを上げ、相手をコンパクトフィールドに押し込め、相手がサイドを崩そうとしてもきっちりケア。
とくに大久保と児玉が守備で身体を張ってたことは、素直にほめたいと思います。
そうそう、きょうは米田もよかった。
前の2試合とは違って、斉藤が後ろ気味で、米田が前にポジショニングして、磐田のボール保持者へのファーストチェックに向かうという分担だったように見えましたが、やりかた変えたんですかね?
だから、磐田はボールをキープしていたものの、もたされていたという感じ。
見てて「危ない!」と思った時間帯は、後半開始から失点したシーンくらいまでだったんですよ。
で、そこでしっかり失点しちゃうんだもんなぁ。
けど、前半から田原のヘッドからパウの形で何回かチャンスがあったし、雨だし、キーパー川口だし、なんとかなるんじゃないかなぁ、1点返せるんじゃないかなぁという予感がありました。
…いや、願望がありました(笑)。
寒さに震えながら祈ってました。
そして、ダイゴ、アレモンが投入されて、京都の攻撃に動きが出てくるようになる。
後半30分、美尾のミドルを、やってくれたぜ川口が恒例のファンブル!
ボールはアレモンの目の前に!
もらった!と思ったら、ここは磐田のディフェンスが間一髪クリアで、バンザーイなしョ!
さぁこっからは、もうもう猛攻京都。
後半40分すぎに、連続してコーナーキックのチャンスが来て、林がまたいやらしいキック蹴るんだ、奥さん。
その流れから、児玉が決定的チャンスも…シュートミス。
で、ロスタイム。
京都は前線に人数を残して、んで右から誰かがファーに上げて、相手のクリアが右サイドに戻って、放り込んでゴール前に、ん・ん・…・入ったーーーーっ!!
パウ、ロスタイムも残り1分を切った段階でミラクル同点ゴール。
結果としては引き分け。
ですが、どちらかというと京都優勢で、先述したように勝てたような気がしたゲームでした。
とにかく守備はよくなりました。
課題は攻撃。
4-4-2のフォーメーションでは、サイドMFが相手と1対1の局面でドリブル突破できないとツラい。
ドリブルしてはボールを奪われ、自陣でミスパスもあった星は、ちょっと休んでもらうとして(苦笑)。
その点、ダイゴは2度ほどいい突破がありました…クロスは精度を欠いていたものの。
やっぱ、J1チームの整った守備相手には、サイドの高い地点で仕掛けたいから、4-3-3のほうがいい気がするなぁ。
あとは、もうちょっと全体的に運動量を増やさないとなぁ。
崩した!って感じで、1点取るところを早く見たいなぁ…。
などと、帰路の列車の中で考えていたのでした。
で、家帰ってきてジーパンがまだ乾いてないよ…。