コンサドーレ札幌2-4ヴァンフォーレ甲府
◇日時:11月23日13時04分KO
◇会場:札幌ドーム(1万7608人)(19.9℃※屋内)
◇主審:吉田寿光
前半19分【札幌】清野智秋
前半39分【甲府】長谷川太郎
後半3分【札幌】砂川誠(スーパーミドル)
後半44分【甲府】長谷川太郎
後半44分【甲府】須藤大輔
後半44分【甲府】須藤大輔
3位を仙台と争う甲府は、アウェイで奇跡的な勝利を収めた。
ロスタイム。
91分すぎ。
甲府GK阿部のキックを両者がボックス内で競りあい、こぼれたボールが右にフリーでいた長谷川の前に。
キーパーとの1対1を、落ち着いてネット天井にぶち込んで、まず同点。
92分。
右から藤田のアーリークロス。
DFの前に走り込んだ須藤が低い体勢になってダイビングヘッド。
これがゴール右隅に決まって、逆転。
93分。
札幌GK林がボールを押さえ、攻撃陣にむけ早めにパントキックをしようとした。
このボールがなんと味方DFの背中に当たって、ひとり残っていた甲府・須藤の前へ。
なんなくこれを蹴りこんで、追加点。
数年前のCL決勝・マンU対バイエルンのような、ロスタイムの逆転劇だった。
試合全体としては札幌の健闘がめだっただけに、ある意味奇跡的。
札幌サポには申し訳ないがいいゲームを見させてもらいました。
甲府はこれで勢いに乗れそうかな?
大木武コーチ(甲府)
「後半1点取られたあとは、札幌の選手が長い距離を走れるので、いつカウンターで点を取られてもおかしくなかった。
最後まで諦めないで選手達が頑張ったことを誇りに思う。
あと2つ難しいゲームが続くが、頑張っていきたい」