ウィガンの会長はいい人っぽいですね(萌)
ウィガン・アスレティック0-1チェルシー
◇日時:8月14日午後16時00分KO(日本時間24.00)
90+2分【チェルシー】エルナン・ホルヘ・クレスポ(ペナ外から左足ミドル)
■ウィガン・アスレティック
GK12:マイクル・ポリット
DF2:パスカル・チンボンダ
DF6:シュテファン・エンショズ
DF16:アルイャン・デ・ゼーヴ
DF26:レイトン・ベイン
MF14:アラン・マオン
MF17:デイミアン・フランシス
MF21:ジミー・ブラード
MF20:ギャリー・ティール
FW30:ジェイソン・ロバーツ
FW7:アンリ・カマラ
(86分-FW8:アンドレアス・ヨハンション)
■チェルシー
GK1:ペトル・チェヒ
DF20:パウロ・ヘナト・レボーショ・フェレイラ
DF26:ジョン・テリー
DF13:ウィリアム・ガラ
DF3:アシエル・デル・オルノ・コスガージャ
MF4:クロード・マケレレ
MF8:フランク・ジェイムズ・ランパード
MF22:エイドゥル・シマーリ・グジョンセン
(46分-MF10:ジョー・コール)
FW16:アルイェン・ロッベン
(46分-FW24:ショーン・キャメロン・ライト=フィリップス “SWP”)
FW15:ディディエ・ドログバ
FW11:デイミアン・ダフ
(59分-FW9:エルナン・ホルヘ・クレスポ)
◇試合データ
Wigan Athletic-Chelsea
0 Goals 1
0 1st Half Goals 0
2 Shots on Target 5
9 Shots off Target 10
3 Blocked Shots 4
2 Corners 6
14 Fouls 9
0 Offsides 3
1 Yellow Cards 0
0 Red Cards 0
70.1 Passing Success 80.9
37 Tackles 25
75.7 Tackles Success 96
38.7 Possession 61.3
48.3 Territorial Advantage 51.7
なにげにウィガン強し。
一方、チェルシーは、ランちゃんが疲れてて、全然前に出ない→チームのダイナミズムが生まれなかった。
ドログバがポストになれなかった。
両サイドのウイングも、相手のマークもあって、決定的チャンスを作れなかった。
以上、3点セットで全然ダメという感じ。
しかし、それでもあのクレスポのスーパーミドルが決まるってのが、モウリーニョの生まれもった”運”。
つーことで、なんとかプレミア第1週を見きったけど、1試合だけで比較するなら
アーセナル>マンU>チェルシー
だったと思う。
そして来週はチェルシー×アーセナル!
ジョゼ・マウリーニョ・ドス・サントス・コーチ(チェルシー)
「きょうの我々のシステムは誰も理解できなかっただろう。
なぜって、システムなんてなかったんだからね。
左ウイングは中央で、右ウイングも中央で、ストライカーは左サイドでプレイしていた。
中盤の3人は横並びで1列になって、誰も前に出て行こうとはしなかった。
最悪だったね。
後半になって、多少はよくなった。
クレスポを入れてから、3バック(テリー、ギャラス、フェレイラ)に変更した。
リスキーだけど、そうしなければいけなかったんだ。
クレスポのゴールはすばらしかったし、信じられないくらいだった。
だけど、我々が勝ち点3に値するとはとうてい思えないんだ。
私はもちろんコーチである私自身に責任があると思うし、前半で交代させた選手(ロッベン、グジョンセン)に責任があると思うし、ほかのすべての選手にも責任があると思う。
我々は一艘のボートの中にいる者同士であり、チャンピオンになるときも敗れ去るときも、よくないプレイをするときもいいプレイをするときも、いつもいっしょなんだ。
だから、きょうのゲームはチームにとっていいレッスンだったと思う。
ふつうは負けて目が覚めるものだ。
だけど、幸いにも負けずして目が覚めた。
ウィガンのことはすべて知っていたよ。
この一週間、我々は彼らのために準備していたし、選手たちも準備していた。
ただ、我々は負けに値するとも思わない。
キーパー、ディフェンダー、中盤のマケレレ、ランパードはいい状態をキープするために懸命に戦っていたよ。
とくにディフェンダーは後半、難しいシチュエーションにあった。
なぜなら、3バックに変更して、ウィガンの選手に広大なスペースを与えてしまったし、カマラやロバーツのような選手がカウンターを仕掛けたときにチェイシングするのは大変だからね。
ウィガンのシュートはバーを叩いたり、多少の運があったものの、よく守ったとは思う。
しかし、勝つためにはもっと上手くやらないといけないし、とにかく前半の内容はほんとにスカスカだった。
ゲームをコントロールできなかったし、ボールをポゼッションできなかったし、選手たちのポジションはめちゃくちゃだった。
クレスポのシュートが決まったとき、ポール・ジュウェル(ウィガンのコーチ)に何を言ったのかって?
「この結果はアンフェアだ」と言ったよ。
「ポール、あなたにはどうすることもできない結果だよ。
信じられないゴールが決まって、我々に得点が入った。
そして、もうゲームは終わろうとしている」とね。
私に言えることはただ、ポールもわかってるだろうけど、この結果は両チームにとってフェアじゃない、ってことだ。
とにかく、我々は昨シーズンに比べて、それ以上のプレイをしないといけない。
まぁ、きょうのゲームに比べるならば、いつでもこれ以上のプレイはできるだろうけどね。
きょうのようなゲームは、昨シーズンにもなかったと思う。
強いていえば、バーミンガム戦で、ラスト10分か15分にジョー・コールのシュートが相手に当たって決まって1-0で勝ったゲームくらいなものだろうね。
あれに近い内容だった。
だけど、あの試合以降、我々はとても強いチームになった。
バーミンガム戦は昨シーズン最初のアウェイゲームだったし、ということはこの結果は何かいい兆候かもしれないね!」