○5月30日に口腔(こうくう)底がんで亡くなった故二子山親方をめぐる若貴の「兄弟げんか」が止まらないね。
●まぁ、片方が性転換するというウォシャウスキー兄弟と勝負すると、負けたかなという感じですが。
○勝負しなくていいよ!
●心労で貴乃花親方の髪も伸び放題ですね、かわいそうに…。
○あれは、ああいう髪型なんだよ! しかし、まずは葬儀の喪主の座をめぐって2人の対立が表面化したんだよな。元若乃花の花田勝氏は「長男だから俺がやるよ」と言うし、貴乃花親方は「部屋の跡継ぎは俺だから俺がやるよ」と反発。
●そこに上島竜平が「じゃあ、俺がやるよ!」と出てくれば、2人も「じゃ、どうぞどうぞ」と身を引いてくれたでしょうに。
○ダチョウ倶楽部のネタかよ! 結局、喪主は勝氏がやることで落ち着いたんだが、式の後、貴乃花親方が「兄は私が『喪主をやってくれ』と頼んだと言ってるが、そういう事実はない。今の状態で仲良くなるというのは無理ですよね」と事実上の絶縁宣言!
●いや、そこを何とか仲良くやってほしい。 中村獅童が竹内結子と結婚しても「獅童さんとは仲のいい友だちです」と言い切る篠原ともえを見習え!!
○シノラーのことはいい加減そっとしておいてやれよ! そして、喪主問題のあとは遺骨問題が勃発した。亡き父の遺骨を管理していた勝氏に対し、日本相撲協会葬で遺骨を借り受けた貴乃花親方は兄に返すことなく、自宅に持ち帰った。
●これには、奥さんの遺骨を盗まれた経験をもつ、ソフトバンクの王監督も胸を痛めています。
○胸を痛めているのは兄弟の不仲で、遺骨の話じゃねーから! しかし、2人が言い争っていたのは父親が病床に臥せっていたときからだというね。争点は「遺産相続」だ。
●売れないタレントとしては芸能界で生きる道は少ない勝氏、かたや、ごっつぁん体質が残り何かと金がかかる相撲界に生きる貴乃花親方。そりゃ、金にもナーバスになります。
○そんなリアルな話はやめろよ!! シャレにならねーから! 遺産はお金だけじゃなく、現在貴乃花部屋になっている中野新橋の土地・建物も含まれる。これらを勝氏が相続したら、貴乃花親方は部屋を別の場所に引っ越さなければいけなくなる。
●もしそうなったら怒った親方が、勝氏に奪われた部屋に自作の爆弾を投げ込みかねませんよ!
○そんなことするのは、山口県立光高校のリアル・ボンバーマン高校生くらいだ! で、土地以上にややこしいのが、年寄名跡などの「相撲界の遺産」のほうだ。これに関しては、勝氏は相撲協会を退職し、角界から一線を引いているだけに、「相撲にかかわるものに手をつけないでほしい」と貴乃花親方は主張している。
●しかし、勝氏のほうもNFL界からあっさり追放されただけに、相撲界とは関わりを残したいところでしょう。
○NFLは追放じゃなくて、室内プロフットボールリーグ(AFL)でさえセレクションに合格できなかっただけだ! さらに問題があって、故二子山親方が所有していた年寄名跡「二子山」の証書が現在、行方不明だという。貴乃花親方は、「父が入院している病室で、勝氏がもっていた黒いアタッシュケースの中にあった」と主張し、いつの間にか勝氏サイドの手に渡ってしまったことをアピールしているが…。
●いえいえ、あれは起死回生の事業「チャンコダイニング若」オープンにあたっての契約書ですよ。
○見てきたかのようなウソをつくなよ! その病室では勝氏が貴乃花親方の景子夫人を「クソ景子」と呼んだとも言われるし、兄弟の対立は根深いな。
●本当に、ブルーレイディスクとHDDVDの記録面の深さのくらい、根深い問題ですよ。
○それはコンマ何ミリの「浅い」問題なんだよ! まぁ対立自体は根深いけどな!! さらに貴乃花親方いわく、勝氏は「裁判所で会おう」と言い放ったらしいから、2人のバトルは法廷にまで飛び火しそうだよ。
●法律問題になる前に、なんとか和解してもらいないですかねぇ。
○まったくだな。
●僕は若貴の兄弟げんかじゃなく、森進一・昌子の夫婦げんか、松田聖子とSAYAKAの親子げんかのほうに集中したいんですよ!
○集中してろよ! いい加減にしろ!!