サンガの試合のVTRを見るはずだったんですが…。
偶然、1995-96シーズンの「セリエAダイジェスト」のビデオテープを発見。
3時間ほど見てしまいました…。
懐かしいのとともに、”マルカトーレ青嶋”(青嶋達也)アナのナレーションが面白くて。
あんまりおかしかったので、頻出したセリフ・個人的にツボだったセリフをまとめておきます。
マイナーチームのほうが手厚いのは気にするな。
■全般
「ポースト! 郵便でーす」
シュートがポストに当たったときのお約束。
「バー! 水割りでーす」
とも言っていたが、こっちのほうはあんまり定着せず。。。
「いただきマンモス」
ごっつぁんゴールのとき。
「いただきマンモス、ごちそうサマンサ」と係り受けの使用もアリ。
「快速快速蒲田行き田町から各駅停車だ」
スピード系の選手の突破に対してのお約束。
JR京浜東北線(横浜方面行き)のことだけど、蒲田どまりって少ないよね?
「んもー、強引なんだからー(ハート)」
強引なプレイのときには~必ず。
「吹かした、フカーフカ」
シュートを吹かしたときはこれ。
「んー、おいしそう」と後についてきたこともある。
肉まん!?
「バーカ!」
オウムの弁護で名を馳せたヨコベン(横山弁護士)のモノマネがなぜか多かった。
時代だね。
「あーん、もう、立ち上がれないわ、ワタシ」
決定機を外して落ち込む選手には、なぜかオカマことばのナレが!
「お祭り騒ぎだ、わっしょい」
ゴールを決めたあと。
「トホホ!」
しょぼいプレイに。
■ACミラン(優勝)
「ぐぉうぉめぇんぬぇーしぃもぅねー(ごめんねシモーネ)」
FWウェア(リベリア代表・以下、明記しないかぎり当時の肩書き)の声を模すときは、なぜかスロー再生の音声のような声。
■ユベントス(2位)
「呼~ん~で~い~る~! カルチョの神が~!」
ユベントスのFWヴィアリが得点したときに発せられる。
ヴィアリがスキンヘッドで坊さんっぽいからか?
シュートを決めたヴィアリの頭を他の選手が触るとき「ご利益、ご利益」というナレも。
「オバQでブーン」
同じくユベントスのFWラバネッリ(今季はBのペルージャでプレイ)がゴールした後、ユニフォームを裏返して頭にかぶった上で、飛行機ポーズをすることから。
⊂二二二( ^ω^)二⊃ ブーン はマルカトーレが生みの親だったのか!!
■ラツィオ(3位)
「だもんね~」
「母ちゃん、やったよ」
FWシニョーリが幼児コトバ&愛妻家なキャラなのは、この当時から。
「カシラ、ギー!」
FWカシラギは、最後が伸びる。
■フィオレンティーナ(3位)
「みなさんいっしょに、バ、イヤ~ノ!」
FWバイアーノがゴールを決めると、なぜかバで一拍置くのが個人的ツボ。
「イヤ~ン」みたいな発音。
「ほら、ジロさん、電話しなくっちゃ!」
ジローラモさんが「バティとは電話で話す仲」と適当なことを番組内で言っていたことを受け、FWバティストゥータがゴールした後、嫌味な!?コメント。
ちなみに、この年のフィオレンティーナの2トップはバティ&バイアーノの「BABAコンビ」。
バティがアルゼンチン代表で出場できないときも、バイアーノ&バンケッリの「BABAコンビ」。
「完璧すぎるぞ、ロビアーティ!」
MFロビアーティ(元旦生まれ)が直接FKを決めたときのセリフ。
左足がすごいんだ。
■ローマ(5位)
「シェー!」
FWフォンセカ(ウルグアイ代表)が出っ歯なので。
あのポーズはしませんが。
■パルマ(5位)
「生きてるか? 死んでないよな?」
FWフィリッポ・インザーギが試合終了間際に劇的なシュートを決めたあと、倒れこんだので。
当時はまだ若手でした。
ちなみに、この年はヴィエリがアタランタでセリエA初ゴール。
トッティはローマにいたが、バルボ&フォンセカの2トップがいて目立たず。
「また! ビューティフー!!」
1試合2FKを決めたMFゾラに。
■インテル(7位)
「ウッキー!」
DFロベルト・カルロスが猿っぽい風貌だったので。
ちなみに「ロベカル」と略したのは司会のカビラ氏が最初。
そういや、カビラ氏は長髪・ガリガリ体型の左サイドバック・チェントファンティのことを「ロック野郎!」と呼んでいた。
「ガンツ先生」
FWガンツを、「がんばれロボコン」のキャラになぞらえて。
ちなみに「ガンツ、PK、締めくくり」というセリフが、なぜかいまだに頭に残っている俺。
当時のインテルの2トップはガンツ&ブランカ。
ブランカは開幕当初はローマにいたが、デルベッキオ(当時イタリア五輪代表)との交換トレードでインテルへ。
■サンプドリア(8位)
「カ~ランブゥ~!」
MFカランブーはなぜかいつもカとラの間が伸びる。
ギャランドゥに懸けてる!?
「ミハイロヴィッチのマージカル・ショット!」
MFミハイロヴィッチも左足FKを指して。
今季もインテルで健在でした。
■ヴィチェンツァ(9位)
「柱が邪魔だなー」
ヴィチェンツァのホームゲームは、なぜか映像に柱が入り込むことがあったので。
「ツッタカター」
FWオテロ(ウルグアイ代表)がゴール後、鼓笛隊の太鼓を叩くパフォーマンスをしていたので。
ほかに、南米の選手らしく「飛行機ポーズ」もよくしていた。
「昨シーズンのチーム得点王…」
FWムルジータの枕詞。
これといった特徴がなかったから?
■ウディネーゼ(10位)
「ビ・ア・ホォッフ、ヘッド、ビ・ア・ホォッフ」
FWビアホフ(それまではおもにセリエBで活躍していたが、このシーズンにブレイクしてドイツ代表に)のヘッドが決まったとき。
ビアホフの発音が特徴的なんだけど、文字では表わせん…。
ドイツ語っぽい発音と思っていただければ。
「キーパー、バティスティーニ、どすこい」
長髪のGKバティスティーニがボールをキャッチするときは、なぜか「どすこい」。
この選手がミラン戦でシュートを止めたあと、倒れたロベルト・バッジオの頬に自分の頬を寄せていたことがあった。
男色家かな、と思った。
■カリアリ(10位)
「ブラジル生まれのベルギー代表…」
FWオリヴェイラの枕詞。
■ナポリ(10位)
「僕、ナポリのディ・ナポリ」
FWディ・ナポリを指して。
ややこしいな。
「ボゴシア~ン」
フランス人助っ人MFボゴシアンの呼び方。
身長は高くないけど、ヘッドが強かった印象が。
「インブリアーニが『あ”ー!!』」
若手FWインブリアーニがゴールを決めて、大喜びしていたシーンで。
大型でいいFWに育つと思ったんだが、消えたね…。
■アタランタ(13位)
「19歳で10番つけてる…」
MFモルフェオの枕詞。
今や、パルマで円熟のプレイ。
「スグロのスグロもののシュート」
優れもの、のダジャレですな。
■ピアツェンツァ(14位)
「カッチャがカッチャリと決めて…」
FWカッチャがゴールしたとき。
語呂合わせですな。
「カッチャが発火」とかもあった←それはチャッカマン。
なお、当時のピアツェンツァにコリーニがいて驚いた。
やっぱりいいプレースキックを蹴っていた。
まだ髪があった。
■バーリ(15位:以下降格)
「許さへんで!」
GKフォンタナがセーブするときはなぜか関西弁。
一度、神がかったセーブを連発したときは。「許さんでよ」「許さんですたい」ほか日本通津浦々の方言連発だった。
バーリは南部のチーム、セリエAの中心が北のチーム(ミランとか)だから、北VS南イタリアの対立を、日本でいうところの関東VS関西にたとえたのかな、と。
ローマも南なんだけど、ローマ・ラツィオに関西弁ってのもヘンだし。
「2代目ムカデ隊長」
FWプロッティ(今季リヴォルノでのプレーを最後に現役引退)のこと。
バーリはこの前の94-95シーズン、FWトバリエリがゴールするとムカデ・パフォーマンス(ハイハイした選手が繋がる)をしていた。
だが、トバリエリが監督との確執でアタランタに放出され、代わってレギュラーになったプロッティがこのムカデ・パフォーマンスを何度かしていた。
そして、B落ちしたチームながらも得点王に輝いた。
「アンデショーンからインゲショーン」
スウェーデン代表コンビのパス交換。
語尾伸ばす、これポイント。
■トリノ(16位)
「イヤーン、ハカン」
FWイヤン・ハカン(トルコ代表)の呼び方。
ちなみにハカンはこのシーズン、ホームシックで途中帰国…イヤーン。
「アベディ・ペレ、だ・よ」
MFアベディ・ペレ(ガーナ代表)がゴールしたとき。
「狼男だよ」みたいなもんか。
■クレモネーゼ(17位)
「快速、快速、フローリアンチッチ」
FWのフロリアンチッチがスピード型で、よく単騎で突破していたので。
「張ってるんだよ、テント! テントーニ!」
FWのテントーニ(ジョン・トラボルタ似)がポストプレーヤーで、トップに張ってプレイしていたときにこんなセリフが。
■パトヴァ(18位)
「脳の手術から復帰した…」
FWブラオヴィッチ(クロアチア代表)の枕詞。
ホントに、開幕時は脳の手術で欠場していた。
完全版DVD出してくれないかなー。