■チャンピオンズリーグ出場権争い
ウディネーゼ1-1ACミラン
ボローニャ0-0サンプドリア
ウディネとサンプはお互い、勝ち点1。
結局ウディネがチャンピオンズリーグへ。サンプはUEFA杯へ。
■残留争い
前節は
アタランタ:勝ち点35(降格決定)
フィオレンティーナ:39(降格圏内)
シエーナ:40(降格圏内)
———————————
ブレッシア:41
パルマ:41
ボローニャ:41
キエーボ:42
レッジーナ:43
レッチェ:43
ラツィオ:43
というまれにみる混戦だったが、ドラマは起きた。
まず、降格危機同士の対戦は、
フィオレンティーナ3-0ブレッシア
で、「ヴィオラ」がホームで圧勝、勝ち点を「42」に積み上げた。
ブレッシアは勝ち点「41」のままだから、シエーナ・パルマ・ボローニャが負けてくれないと残留の目はない。
で、フィオレンティーナと同じく降格圏内にいたシエーナは、すでに降格が決まってるアタランタ相手に、
シエーナ2-1アタランタ
一度追いつかれるも突き放して、勝ち点3ゲット、トータル「43」に。
降格の可能性があるチーム同士のレッチェ対パルマは点の取り合い。
レッチェ3-3パルマ
レッチェは負けなければ残留決定だったので、御の字の結果。
にしては、ゼーマン監督がベンチ裏に立ちっぱなしとなぜか神経質でしたが。
パルマの3点目、ジラルディーノの胸トラップからオーバーヘッドシュートには濡れた。
パルマは勝ち点1しか取れず、トータル「42」。シエーナに抜かれた。
パルマと同じ勝ち点41で並んでいたボローニャは、先述のとおりチャンピオンズリーグ出場権をかけたサンプに苦戦。
ホームの試合だったが結局、スコアレスドロー。
ボローニャ0-0サンプドリア
ボローニャの勝ち点は「42」。
そして、勝ち点では頭ひとつ抜けていたキエーボだが、アウェイでローマと対戦。
相当押されたが、ローマのグタグタにも助けられ無失点でドロー。
ローマ0-0キエーボ
キエーボは勝ち点1積み上げて「43」。
結果、
アタランタ:35(降格決定)
ブレッシア:41(降格決定)
パルマ:42(プレーオフ)
ボローニャ:42(プレーオフ)
———————————
フィオレンティーナ:42
シエーナ:43
キエーボ:43
となり、勝ち点42でパルマ、フィオレンティーナ、ボローニャが並んだ。
Jリーグなら、ここで得失点差でいちばん悪いパルマが降格!となるのだが、
セリエの場合、降格チームは
・勝ち点が同じなら、プレーオフで決める
・同一勝ち点のチームが2チームより多ければ、当該チーム同士の対戦成績で劣る2チームがプレーオフに回る
という、よくわからんルールがあるので(というか、プレーオフしたいだけと違うんかと…)、
パルマ、ボローニャ相手にともに1勝1分けだったフィオレンティーナがプレーオフ免除!
パルマとボローニャがプレーオフを戦うことになった。