リヴァプール2-1ユベントス
◇日時:4月5日20時45分KO
◇会場:アンフィールド・ロード(リヴァプール)
◇主審:フランク・デ・ブレーケル(ベルギー)
10分【リヴァプール】サミ・ヒュイピャ
26分【リヴァプール】ルイス・ハヴィエル・ガルシア・サンス
63分【ユベントス】ファビオ・カンナヴァーロ
■リヴァプール(4-4-2)
GK20:スコット・カーソン
DF3:スティーヴ・フィナン
DF4:サミ・ヒュイピャ
DF23:ジェイミー・キャラガー
DF21:ジミ・トラオレ
MF8:スティーヴン・ジェラード
MF25:イゴール・ビシュチャン
MF13:アンソニー・ル・タレク “ヘタレック”
(73分-MF11:ウラディミール・スミチェル)
MF6:ヨン・アルネ・リーセ
MF10:ルイス・ハヴィエル・ガルシア・サンス
FW5:ミラン・バロシュ
(66分-MF18:アントニオ・ヌニェス・テナ)
■ユヴェントス(4-4-2)
GK1:ジャンルイジ・ブッフォン
DF27:ジョナサン・ゼビナ
(81分-DF4:パオロ・イグレシアス・モンテロ・ロナルド)
DF28:ファビオ・カンナヴァーロ
DF21:リリアン・ユリアン・テュラム
DF19:ジャンルカ・ザムブロッタ
MF8:フェレイラ・ダ・ローザ・エメルソン
MF20:マヌエレ・ブラージ
(46分-DF7:ジャンルカ・ペッソット)
MF16:マウロ・ヘルマン・カモラネージ
MF11:パヴェル・ネドヴェド
FW9:ズラタン・イブラヒモヴィッチ
FW10:アレッサンドロ・デル・ピエーロ
(61分-FW17:ダヴィド・トレセゲ)
ルイス・ガルシアSugeeee(゜▽゜)eeee!!!
前半は、ホームの声援を背にリヴァプールが圧倒的に攻めて攻めて攻めまくる。
ガチガチに堅いユーベのデフェンスを、ビューティフル・ゴール×2であっさり攻略。
でも、後半となると、リヴァプールにも守備の意識が出てきて、一方ユーベはザンブロッタを中盤に上げて、さらにトレゼゲを投入。
カンナヴァーロのヘッドというか、GKカーソンのミスで1点を返し、結局2-1でタイムアップ。
アウェイゴール制度のおかげで、ユーベはホームでのセカンド・レグをお得意の「1-0」で乗り切れば、準決勝進出が果たせることになった。
なお、この両チームの直接対決は、85年ベルギー・ブリュッセルのヘイゼル競技場で行なわれた欧州チャンピオンズ・カップ決勝戦――Heysel disaster(ヘイゼルの悲劇)以来だった。
「ヘイゼルの悲劇」とは、満員すし詰め状態だったリヴァプールのサポーターがやや空席もあったユベントス側の観客席になだれ込んだことから、乱闘や将棋倒しが発生、500人以上が重軽傷を負い、39人が亡くなった事件のこと。
その後試合は決行され、1-0でユーベが勝利するも、もちろんイレブンは素直に喜べはしなかった。
ラファエル “ラファ” ベニテス・マウデス コーチ(リヴァプール)
「前半のパフォーマンスには満足しています。2点も取れましたしね。
でも、後半ユーベは盛り返して、我々がボールを支配するには難しかった」
ファビオ・カペッロ コーチ(ユーベ)
「前半はほとんど何もできなかった」
ジャンルカ・ザムブロッタ(ユーベ)
「2年前のレアル戦のように、2-1から第2戦で試合をひっくり返せばいいだけさ」