来期、京都サンガは4-2-3-1のフォーメーションを取ると見られている。
この4-2-3-1は、見方を変えれば、サイドが引き気味の3トップだともいえる。
なので、海外サッカーを見るときも、3トップのチームが気になる。
プレミアだとチェルシー(右にダフ、左にロッベン、中央にドログバかグジョンセン)。
そして、セリエAで3トップといえば、ゼーマン監督率いるレッチェなのである。
チェコで生まれ、イタリアで育ったこの監督は、昔からずっと3トップ戦術を貫き通している。
いわく「ピッチを広く使えて、攻撃的に戦うことができる」から。
今日の試合に関しては、相手のレッジーナが引いて守りすぎていたこともあって、レッチェのやりたい放題。
気がついたことは
/1/トップは3人ともにポストプレーヤータイプではなく、ドリブル突破に優れたアタッカータイプ(ペナルティボックスに切れ込む動きが多い)
/2/ボールを取ったら、中央のFWにボールを預け(縦に入れて)→サイドのFWにパス(ダイレクトだと理想的)→細かいドリブルで味方の上がりを待つ
/3/サイドにスペースを開けて、そこにサイドバックを走らせて、サイドバックがダイレクトに中央に上げる
という「攻めの約束事」。
特にサイドバックは運動量がかなり必要。
今日の試合でも、後半最後はヘロヘロ気味だった。