【アジアカップChina2004準決勝】日本4-3バーレーン

日本4-3バーレーン
◇8/3 夜6.00K.O.(日本時間夜7.00)@済南・山東省スポーツセンター
(日本が決勝進出、バーレーンは3位決定戦に)
前半6分【バーレーン】A・フバイル(センターサークルから相手DFを背負って反転→右足)
後半3分【日本】中田(左CK中村→ヘッド)
後半10分【日本】玉田(左角度のないところから左足)
後半26分【バーレーン】A・フバイル(日本がボールを奪われ、すばやくつながれ右足)
後半40分【バーレーン】ナセル(カウンターからドサリ→右足)
後半46分【日本】中澤(三都主の左サイドからの低いクロス→ダイビングヘッド)
延長前半3分【日本】玉田(DFからの長いボールを単独突破→左足)

■コインブラJAPAN
GK23:川口能活(ノアシェラン)
DF3:田中誠
(前半44分-MF6:中田浩二)
DF5:宮本恒靖
DF22:中澤佑二
MF4:遠藤保仁(前半40分-一発退場)
MF15:福西崇史
(後半1分-MF8:小笠原満男)
MF21:加地亮
(後半42分-MF24:西紀寛)
MF14:三都主アレサンドロ”アレックス”
MF10:中村俊輔(レッジーナ)
FW11:鈴木隆行
FW 20 玉田圭司

■ドツき合いを制したジーコJAPAN
どうもジーコは点を取られても取りに行く〝ドツき合い〟に勝負を持っていたな・・
中盤守備での勝負プレス、攻撃での飛び出し・効率的な無駄走りがどうなるか・・
1人足りない分を、どう汗かきプレイでカバーできるかだな・・
なんにしろコーチは手を打った、あとは選手がどう動くか・・。

遠藤の不可解な退場から、田中を下げて中田を投入、4バックにシステムを変えたジーコJAPAN。
そして、後半ゲームは大きく動きます。

コーナーキックから中村→中田で同点、そして玉田が左サイドを突破し思いっきりよく勝負のシュート。
相手GKも驚くようなゴールが決まりました。

よし、これで日本の勝利が近づいたなと思ったら・・フ~~ッ!
後半途中から、暑さのせいか運動量が落ちた日本の選手たち。
カウンターからバーレーンに2点を許し、またもリードされてしまった。

ここまで決してデキはよくなかったが、勝ち抜いてきた日本もこれまでか・・
そう思った後半ロスタイム! 中澤が巧みなダイビングヘッドで同点。
そして、延長戦前半。玉田が勝負ドリブルを仕掛けてゴール。

この後、さらに運動量が落ちた日本は完全に脚がとまりますが、
ゴール前でときに相手を体ごと止めるなどして、守りきりタイムアップ。

とにかく、暑さと中国人観客のブーイング、不利な判定などもあって、常に厳しい状況に置かれてきたジーコJAPANの選手たち。
だけど、逆にメンタルでたくましくなり、それが奇跡のPK戦、タイムアップ数全の奇跡の同点弾に結びついたのだと思います。
決勝の相手は、開催国・中国。正直なところ、イランより戦力としては劣りますが、ホームの圧倒的声援があります。
しかし、日本には培ってきたメンタリティで打ち勝ってくれると思っているSBFでした。

↓本家
■湯浅健二
内容あるサッカーで逆境をはね返した日本代表・・この経験が、10月13日の決戦に生かされることを願って止みません

■日本・ジーコ監督
「長い時間、1人少ない状態で戦ったが、どういう状況でもバランスを崩さなかったことが勝因だ。どんな戦術を取ろうとも、気持ちがないと勝てない。選手の闘志に感謝したい」

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