チェコ0-1ギリシャ
延長前半16分【ギリシャ】トライアノス・デラス
ポルトガル×チェコの攻めダルマ決勝戦を夢想していただけに…。
それもこれも、ロシツキーがくりぃむしちゅーの有田みたいな髪型になってたからだよぉぉぉ!
それはさておき。
試合は終始、攻めるチェコと守るギリシャという展開。
ただ、前半でネドベドが負傷退場して、チェコからいつものダイナミズムが何割か減ってしまった。
延長前半終了のギリシャの決勝点は、CKとデラスのバックヘッドが完璧すぎた。
何度も決定機を外し続けたチェコだけに、サッカーの〝道理〟としてこうなる予感もあったのですが。
でも、今大会のベストチームはやっぱりチェコでウッドボールです、俺的に。
んで、大好きになったブルックナー監督の終了後のインタビューをまとめてみました。
例によって、英語は超訳さ。
奇妙なことだけど、代表監督になって3年、30試合を戦ってきて、コーナーキックから得点を許したのは今日のあのゴールが初めてだったんだ……。まぁ、サッカーにおいてラスト数分間がどれだけ危険な時間帯か――それを証明した結果だったね。
ゲーム展開としては、オランダ×スウェーデン戦(注:0×0でPK戦)に似ていたと思う。ただ、チェコは自分たちのプレーをすることができたし、特に後半はよかった。ギリシャがチェコ以上にうまくやったってことだ。
勝ったギリシャには心からおめでとうと言いたい。スペインとフランスを破った試合を見ればわかるように、すばらしく堅い守備から効率的なサッカーをしてるね。もちろん、決勝でも同じようなサッカーをするよう心から願っている。
確かに試合には負けた。でも落ち込んでなんていないさ。〝ボーイズ(選手たち)〟には、ロッカールームで「君たちを誇りに思う」と伝えた。キャプテンのネドベドだって「自分が今までプレーした中でも、今回の代表チームが最高です」って言ってたよ。
ワールドカップ(ドイツ大会)まで私がチェコの監督に続けるかだって? それについて話すには、まだ早すぎる(笑)。
そうそう、CKからの失点が3年間なかったなんて、信じがたいですよね。
網の目をくぐるように飛び込んできたツァルタスのキックをデラスはちょんと
合わせるだけ。
チェコ陣、為すすべもなく呆然と立ちつくしていた様が印象的でした。
ギリシャのこの二人、ずーっと練習してきたのでしょうね。