■悲しみよこんにちは
サガン…って、誰もが考えるだろうベタベタなタイトルつけてみたよ。
サッカーJリーグの鈴木昌チェアマンは1日、J2で経営難のサガン鳥栖が6月30日までに資本金100%減資を達成できなかったため、新株主が見つかるまでJリーグの関連会社が出資するとの救済案を白紙に戻すと発表した。鳥栖にも文書で通告した。鳥栖の古賀照子社長の報告によると、100%減資に賛成した株主は169人中159人で、株式比率では約95・5%だった。(以下略)
「減資」ってよく知らなかったんで、改めて確認してみた。
超ざっくりなんで、正確ではない。
株式会社ってのは、株主に株券を買ってもらって、事業の資金にする=資本金。
ただ、株主に対しての責任として、払ってもらった金額を返せるだけの資産をキープしておく必要がある。
だけど、会社が赤字で、経営不振になっちゃえば、そんな資金はキープできなくなる。
「減資」ってーのは、株式会社が資本金の額を減らすこと。
資本金の額を減らせば、キープしなきゃいけない金額にも余裕が出てくる。
で「100%減資」ってなると、資本金がゼロになっちまう。
会社は株主に対してのお金を取っておく必要はなくなる。
株主側からいえば、株を買った会社からお金を返してもらうことはできなくなる。
株券の価値あぼーん。
一般の会社なら大問題。
が、今回の場合はサガン鳥栖というサッカーチームを存続させたい!との願いから、
100%減資を受け入れた株主が多かった。
でも、全員じゃなかった。
ま、資本主義の世の中だから、人情だけではうまくいかないワケで。
その受け入れなかった株主というのが、鳥栖の経営陣と対立している人々。
毎年のように社長辞めろとか監督代えろとか口を出しているとして、
Jリーグの鈴木チェアマンは「不良株主」と言い、
彼らが排除されないとJとしては救いの手を差し伸べるわけにはいかない、といっている。
悲しいかな、経営の混乱と感情的しこりがサガン鳥栖を消そうとしているのだ。
ライブドアに買ってもらうって言うのは同でしょうか?
正直、野球はお腹いっぱいです。
楽天 vs ライブドア こっちのほうが面白そう。
ライブドア堀江社長は、大阪ドームでの大歓迎を受けちゃってうれしくなって舞い上がってましたからねぇ。
鳥栖ではあの気持ちは…(笑)。