横浜FC”フリューゲルス”0-0京都パープルサンガ
■京都パープルサンガ(4-2-2-2)
GK26:西村弘司
DF29:森勇介
DF25:辻本茂輝
DF8:金徒均
DF2:鈴木悟
MF6:石丸清隆
MF16:斉藤大介
右MF15:中山博貴
(MF22:渡邉大剛※J2初出場)
左MF7:冨田晋矢
(MF17:熱田眞”帝王”)
FW9:黒部光昭
FW20:原竜太
(FW11:田原豊)
両チームとも精彩を欠いたスコアレスドローだった。
危機的状況といえるので、ここはまじめに書いてみる。
京都は、前節福岡にサイドを破られ失点を重ねたことから、4-4-2でスタート。
京都は期待のルーキー・中山が右サイドで張っており、対面の横浜の左サイド・大友が攻撃的なこともあって、フリーでいる時間が長かった(チャンスの匂いがした)。
だが、ボールを取ってからの「攻から守」がスロー、そしてパススピードもスローなので、何度もパスカットされピンチを招く。
そう、試合全体として、パススピードの遅さとボール保持者に対して追い越す動きがほとんどなかったため、
(つーか、そんな練習はしてないのか…)
結局〝カマーチョ〟西村監督お得意の放り込みサッカーに終始。
加えて、球際の粘りというか〝腰〟が入ってないために、プレスに対してあっさりボールを失う場面も多かった。
得点チャンスは、前半に冨田がバックラインを抜け出しGKと1対1になったときと、後半に初出場の渡辺が走りこみながら、黒部からのパスを受けてシュートした場面くらい。
幸いなことに、きょうは相手の横浜の決して本調子といえないデキで、もっとも危険なプレーヤーだった大友も後半早くに代えられてしまったので、勝ち点1を拾ったといえる結果だった。
結論としては、このまま西村監督で行くとJ1昇格は厳しい状況になるのではないだろうか。いくら故障者がいるとはいえ、7節までまったくチーム戦術が見えてこない、ふがいのないサッカーを見せられてはたまらない。